見出し画像

#44 プロジェクトマネジメントの基本が面白いほど身につく本|伊藤 大輔

プロジェクトをマネジメントすることになったら

プロジェクトマネジメントという概念に出会ってから、関連本を漁ってみたところ、一番しっくりきたのがこちら。本書で学んだポイント3つあげてみます。

ステークホルダー

ステークホルダーとは、そのプロジェクトを実行することで影響をうける利害関係者のことです。プロジェクトの計画段階で、ステークホルダーが誰なのかをまず確認します。これを怠るとどこかの段階でプロジェクトが頓挫するリスクが高まります。まずは根回しですね。

バッファ

プロジェクトのスケジュールの余白を適切に設けましょうという話です。バッファが長いと、タスクが期日ギリギリまで拡がってしまい(パーキンソンの法則)、バッファが短いと、遅延時にリスケジュールのリスクが高まります。この感覚をつかむには、あるていど場数を踏む必要があるでしょうか。

進捗確認ルール

仕事におけるプロジェクトはチームで取り組むものであり、進捗確認のルールをチームで定めておく必要があります。本書では、未着手を0%、進行中を50%、完了を100%で表現し、それぞれのタスクの平均値をプロジェクト全体の進捗率とする方法が紹介されていました。進捗率に個人の解釈が入らないところがよいですね。

プロジェクトはルーティンと対をなす活動です。
さあ、往復しましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?