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#55 偽者論|尾久 守侑

前々回、前回の流れで今回は尾久先生。
精神科医でありながら詩人でもあり、若くして医書も詩集も出されています。
これまたとんでもない。

「表面上はうまくやっているけど、『自分は本物ではなく、偽物である』という虚無感を拭うことのできない、現代のパーソナリティを持つ人々のこと」を偽物クラスタと名付けて、その特徴について論じられています。

あー私まさにこれではという読後感でした。
これまでにない物語調の医書で新鮮な読書体験となりました。
なにせ文章が面白い。
他の著作も読まねばなりません。

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