見出し画像

#65 いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学|センディル・ムッライナタン

読んだのは1年以上前ですが、#64を読んで本書のことを思い出しました。
なんで思い出したのかは忘れました。

キーワードは処理能力。
みんな時間には注意を払うけど、処理能力は意識していないよね? という問題意識が提示されています。
なにかの計画を立てたときに、途方もなく見積もりを誤ってしまう原因ですね。
この処理能力を、直接的に落とすのが欠乏であり、最大限活用するために重要なのが心のゆとり〈スラック〉であると説明されます。
個人レベルでも組織レベルでも本当にそうです。心当たりしかない。
「忙しい」人必読の一冊ではないでしょうか。

限りある処理能力をどう割り振るか、次回はそんなことを考える本です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?