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一緒に仕込むと楽しい 2016年2月29日

 自称「仕込む女」神垣です。

 シーズン・インです・・・


 2月も今日まで。

 でも、寒さが続く今の時期は
 まだまだシーズン・インと思われるのが
 みその仕込みです。

 先週の土曜は
 視覚に障害のある人たちのグループ
 「ポジポジHouse」の皆さんのみそ作り体験にお邪魔させてもらい
 皆でわいわいと各自2キロのみそを仕込みました。

 みそ作り自体は要領さえ分かれば
 毎年、その繰り返し。

 材料を揃え、分量を間違わなければ
 自宅で仕込めます。

 量が多くなるほど
 一人で仕込むのはしんどいので
 集まって作業する方が楽しい。

 土曜のみそ作り体験では
 一応、経験者として初体験の皆さんをサポートしつつ
 一緒に仕込みました。

 煮た大豆の香りに包まれながら、それをつぶし、
 手で塩と糀を混ぜていく作業は
 大人も童心にかえり、楽しいものです。

 目の不自由な人たちと一緒に作業して分かったことは
 声や音、感触や動作で伝えること。

 わたしは少し遅れての参加だったのですが
 大きな声で「途中参加の神垣です!」と表明すると
 「よう来た、よう来た」と受け入れてもらえました。

 一緒に作業していても
 彼らが気づかない部分
 例えば、大豆のつぶし具合が均一できれいだとか
 みそ玉を隙間なく詰めるには
 手でギュッギュッともっと押した方がいいとか
 声に出したり、一緒に動いて伝えると
 「あ~、なるほどね」と分かってもらえる。

 みそ作り自体も楽しいのですが
 そうやって皆さんとふれあいながらの作業が
 わたしはとても楽しかったです
 (仕事に追われ、気持ちが荒んでいると余計に!)。


 去年からこれまで
 すでに小分けにして8キロほど仕込んだのですが
 同じくらいの量を実家で母と仕込む予定。

 今年の実家みそは、餅つき機でトライです。
(VOL.2589 2016年2月29日配信 【仕事のメール心得帖】あとがきより)


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