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義父、旅立つ 2013年4月17日

 自称「観察し続けた女」神垣です。

 先日、俳優の三國連太郎さんが亡くなりましたが・・・


 三國連太郎さん逝去の約2時間ほど後に、
 義父が天国へ旅立ちました。

 おととい15日が通夜、昨日が葬儀で、一夜明けた今日も
 なんだか夢だったような、おぼつかない気分で
 朝を迎えています。

 うちの夫は三人きょうだいの長男でもあり
 このたび、喪主を務めましたが
 通夜、葬儀とも親族を代表して挨拶があり
 「泣きようる暇はない」
 というほどに緊張。

 でも、通夜も葬儀も
 義父との思い出を織り交ぜながら
 思いのこもった挨拶をし
 心の中で拍手喝さいした私です。

 近親者の葬儀を体験したかたはご存じかと思いますが
 家族は悲しみにくれる間もなく
 葬儀を滞りなく進めるため
 さまざまな手続きや段取りがあります。

 夫のきょうだい3人が力を合わせ
 義母をサポートしつつ
 てきぱきと事に当たる姿を見て
 
 身内のことではありますが
 立派だと思ったし
 棟梁だった義父も
 彼の血を受け継ぎ、しっかり育ったわが子たちの様子を
 目を細めながら見守ってくれていたことでしょう。

 入院生活が長く
 好きなたばこやお酒からも遠ざかっていたので
 今ごろ天国で、たばこをくゆらせながら
 一杯やっていると思います。

 夫の書いた挨拶文は
 ちゃんと残しておこうと思います。

(VOL.1934 2013年4月17日 配信【仕事のメール心得帖】あとがきより)


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