源氏物語からナンシー関まで 2020年11月20日
今回は、Amazonの Kindle Unlimited(読み放題)
から何冊かピックアップして紹介したいと思います。
日本文学の古典が Kindle Unlimited で読めること
ご存じでした?
わたしは知りませんでした。
国立国会図書館が所蔵している
明治・大正・昭和初期の文学作品を
Kindle版 で読むことができるのです。
例えば、夏目漱石の「坊ちゃん」。
1939年に出版された岩波文庫版の原本が
Kindle Unlimited 会員であれば、0円で読むことができます。
芥川とか太宰の作品もしかり。
さらに、「源氏物語」の1600年の原本とか
北斎の「東海道五十三次」の1931年に刊行された画集原本なども。
「読む」というより「見る」と言う方が正しいかもしれませんが、
初版本とか原本をパソコンやタブレットで閲覧できるなんて!
「試し読み」で一部を閲覧できるので、
ご覧になってみてください。
昭和文学で、わたしのイチオシは
立原正秋 です。
小学館から特別限定無料版『立原正秋 電子全集』が出ています。
文庫がどんどん姿を消していて、
ファンとしては悲しい限りですが
電子版で読めるので、耽美な立原ワールドをぜひ!
辛口の昭和のコラムなら、ナンシー関。
令和の今だからこそ、一読の価値ありです。
最後に、神垣がこのメールマガジンの「あとがき」で
毎週金曜日に綴ってきた、おすすめ本を note にまとめています。
まだ、現在進行形で
年代もばらばらですが……。
今、読んでも悪くない本ばかりです。
よかったら、チェックしてみてください。
https://note.com/shigobi/m/m91fe9438c102
(2020年11月20日 VOL.3675配信 メールマガジン あとがきより)
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