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【女性性ではなかった!】美意識とは、男性性エネルギー

突然ですが「美」といえば、女性を連想しませんか?そして、美を磨くことは女性性を高めることだという誤解。そう、誤解です。実は真逆。美を磨くのは男性性エネルギーからくるものなのです。


「美」とは何だろう?

美とは、何でしょう?なぜ人は美しくあろうとするのでしょうか。また、美しさを追い求め、美しさに嫉妬するほどに執着するのでしょうか。美しい人が大好きですよね。こういった問いにこそ、「美とは」のすべてが集約されている気がします。美とは、結論からいいますと鎧です。ただし、あくまで外見的な美に限った話です。内面的な美は、後ほど後半にお伝えします。

戦闘力という男性性

外見的な美は、何にも勝る武器になっているのは気づいていましたか?「美人やイケメンは得する」と言われるように、実際に人から好意を向けられやすいですよね。特に子どもの頃は、見た目で人間関係のヒエラルキーが築かれることも少なくありません。大人になっても然り。

つまり、何が言いたいのかというと、外見的な美は競争社会において「強力な武器」だということ。人から好かれやすいというのは、それだけでチャンスが巡ってきます。「人は見た目が9割」という書籍がベストセラーになったくらい、誰もが実感したことのある説得力ある武器なのです。

女磨きの誤解

美は正義も同然なほど、誰もがほしいものです。それゆえ、世間の風潮は常に外見至上主義。女磨きという言葉がありますが、一応建前では外見&内面を磨き上げていく意味です。

しかし、現代はルッキズム至上主義の社会なので、内面より外見です。人は見た目が9割ならぬ、人は見た目が10割と言いたくなるほどに、外見は第一問題なのです。

美を求めて外見を磨く

悲しいかな。InstagramをはじめとするSNSの普及もあって、美しい人を当たり前に見かけるようになりました。今は誰もが発信者になれます。

すると、人々の求める美の平均は必然的に上がります。頑張って追いつこうと、外見磨きばかり注力する人が多いのです。整形が流行っているのも、ルッキズム社会あるあるです。

・ファッションモンスター化

男女ともに、現代はファッションモンスターが爆発的に多いですよね。髪の色が多種多様、ピアスはともかく、タトゥーもよく見かけるような現代になりました。男か女かもわからない人もいます。すべてファッションといえば、そうなるのです。年齢も関係ありません。

人それぞれの追い求める美があるかと思います。それをファッションで表現する人も多いです。しかし、美を感じられる人は非常に少ないです。「オシャレな人」ではなく「モンスター化」してしまうワケは、男性性エネルギーが原因だから。男性性が悪いのではなく、正しく使えていないからです。負けず嫌い、見栄、強く見せようとしている、などが原因なのです。

・つまり、磨いた女性は怖い

女性らしく、綺麗でありたいという思いはある意味自然なものです。「女は生まれた時から女」という言葉もあるくらいですから。若い時も、年を重ねても、女性は美容に励みます。

ここを本気で頑張るストイックな人もいます。確かに、綺麗な人は多いです。しかし、怖いのです。エネルギー的にいえば、女性でありながら、男性化しているからです。肉体は女性ならではを意識できていても、エネルギーが男性性そのものになっている人ということです。

男性化している女性へ

「私、男性性が強いかも」と気づいている女性もいるかもしれません。仕事がバリバリできたり、勝ち気で自信満々だったり、かっこいい女性は今や多いです。「できないことは、ありません!」なんて言えるくらいな人もいるでしょう。これが、男性化している女性です。

しかし、これが悪いとは言っていません。むしろ、これは成功エネルギーともいって、現代ならではたくましさでもあります。ここはしっかりと受け入れてくださいね。その上で、性別こそ女性ならば、やはり女性性も開花したいものだと思いませんか?

【女性性】隙を意識する

女性性を開く練習をお伝えします。それは、隙をつくること。「え〜、なんかいやらしい!」と思った方もいるかと思います。そうなんです、女性性はそういうところも含め、女性性です。男性性にはないものです。

男性性が強い女性は、基本的に隙がありません。なんなら、無意識レベルの壁すらあります。真面目だったり、鉄壁だったり、弱音を吐きません。強いのです。ここを手放そうという意味で言ってはいません。意図して、隙をつくるだけです。

・女性性の注意点

ここで重要なのは、外見的な隙をつくるワケではないということ。もう、外見で何でもかんでも女性性をどうにかするのはやめましょう。限界がきますし、その度にあなたは無理をしがちです。女性性はもっと、源泉的なのです。

内面的な美

ここからは、少し話が切り替わります。先ほどは外見的な美に焦点を当てていました。お次は、内面的な美です。自分の内側にある美ということ。ここを磨くだけで、女性性は一気に花開いていきますよ!

・内へ内へ、受容していく女性性

男性性は、突き進んでいくイメージです。それも、外へ外へと。勝つ必要があるからです。周りに。盾も矛も、すべて男性性。しかし、女性性は内へ内へ入っていきます。精神性こそ、女性性の原点です。

女性性の最大の特徴は、受け入れるということ。母性をイメージするのがわかりやすいです。圧倒的な肯定感。そこに戦いがなければ、ジャッジもない。すべてを包み込む優しいぬくもりがあります。これが女性性ならではの受容です。

女性こそ、女性性を磨こう!

まず大前提として、男女ともに男性性と女性性は等しく持ち合わせています。言葉や文字にすると性別として誤解されがちですが、エネルギーの名称なだけです。とはいえ、ここで話を終わりにするのはありきたりすぎます。

女性だからこそ、女性性を磨いてほしいなというのが、私からの願いでありアドバイス。男性性は外見です。もちろん大切なことです。しかし、女性性という内面をもっと磨いてほしいのです。

「女性性って何だっけ?」とわからなくなったら、母性愛をイメージしてみてください。受容です、受容!

母性は女磨き?

「母親になると、女として見られないのでは」という悩みの声を聞いたことがあります。母性を磨くと、そうなるのではと恐れる人もいるかもしれません。しかし、これは少し角度が違ってきます。

母親だから母性がある、というわけではないということ。母性は色気がないというのも、誤解だということ。これまた、言葉・文字だから誤解するのです。すべては感じ方・受け取り方です。

受容力のある女性は素敵ですよ。男性性にみなぎっている男性ほど、受け止めてくれる女性に好意を感じるものです。そういう意味でも、母性に連想されがちな「尽くす」という行為はアウトです。これは女性性ではありません。男性も求めていません。

与えるのは男性性

男性は、女性にやってもらって嬉しいことはあまりないかもしれません。むしろ、男性は与えたいから。ただし、大切な女性だからこそですよ。それも、広い意味で言ってますからね。逆に考えていくと、女性は受け取る側です。クレクレではなく、受容という意味です。男性を満たしてあげられる力ともいいます。与えるとは違いますよ。

少し前の章でお伝えしましたが、「女性だからこそ隙を意識」という話がここできます。馬鹿になろうね!とは言いません。隙という言葉も誤解されがちですが、つまりは男性があなたへと向かっていけるように、少しスペースを開けてみるのも大切ですよ〜!ということです。

【まとめ】美を正しく磨いていこう!

男性性と女性性の役割をお伝えし、その上で美を磨いていこうね!というのが結論です。男性性は外へ向かっていくエネルギーです。女性性は内へ向かっていく(というよりも、内へ受け止めていく)エネルギーです。

外見を磨くことは、たしなみ。それに楽しいし、素敵なことです。しかし、女性として「本当に自分を磨きたい」のであれば、外見を磨くこと以上に、内面を磨いていきましょう。いえ、内面から満たしていきましょう。なぜなら、女性は受容という源泉的なエネルギーで満ちているからです。

※この記事は、2024/3/19 に書いたものです。
※【私のブログSTART】2024/2 WordPressにて開設→2024/4 現noteに移転

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