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【私のみた不気味な夢】真っ黒な巨体

舞台は山と森。山のふもと近くに小さな村があり、ここがどこの国かは定かではありませんが、大正・昭和あたりの古き日本の農村のような印象を受けました。孤児の男の子がいて、その子は両親と過ごせない間、よく山を探索していたようです。長年の山生活で、この男の子はある発見をします。それは、謎の黒い生き物の存在。

ある時、学者がこの村へと訪れました。山に生息する生き物の研究をしていたのです。村の資料・・・といっても、メモのようなものを拝読していた時、まるで日記のように細かく綴られた資料を見つけます。それが、あの男の子のものでした。いかにいい文章を書こうかではなく、日々の観察を細かに記録してあることこそ、学者にとっては欲しい情報だったからです。見事な観察日記であり、資料でした。

さて、その観察対象の生き物とは、熊。ただし、男の子のみたそれは、体格の良い巨体で、遠くから見ても真っ黒で、異質な雰囲気をまとっている生き物。しかし、村の人たちはこの存在を知りません。男の子だけが知っていました。気づいてしまったといってもいいでしょう。いつも、ある場所からこっそりと見えるというのです。

この子はこっそりと、小さな体をさらに小さくさせ、時折物陰から盗み見ていました。遠くに佇むその存在は、いつもこちらの方向をじぃっといつも見つけているそうです。黒い巨体がぽつんと、拓けた川と岩を隔てて、人間の村を観察しているのでした。


・・・という夢を見た私でした。夢の内容のみのシェアでした(続きは下記へ)。


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