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ファシリティドッグの可能性

 こんにちは。げーしーです。
介助犬って仕事中は一般の人は触れないのがルールです。お仕事中だからです。小さい頃、盲導犬を連れた目の不自由な方が近くにいたのですがそのラブラドールにどうしても触りたかった記憶があります。
その反動なのか、診察中は合法的に触ることができるのでいつもよりいっぱい撫でてます。これでもかってくらい撫でてます。幼かった自分に自慢したいくらいです。笑

 今回はそんな介助犬の一種である、「ファシリティドッグ」について少し書いてみようと思います。

 まずこんな記事が目に飛び込んできました。

 正直この記事を見るまでファシリティドッグというものがなんなのか知りませんでした。

 ファシリティドッグとはセラピードッグの一種で高度で専門的なトレーニングを受けたアニマルコンパニオンとして主に医療現場に駐在する犬になります。このファシリティドッグの大きな特徴は他のセラピードッグとは違い治療計画への介入が役割とします。主には小児科での介入が多く麻酔前の時や治療に付き添うことで幼児の極度のストレスを和らげる効果があり、まさに犬にしか出来ない役割となっています。

 ファシリティドッグのハンドラーの資格はかなり特殊で、臨床経験が5年以上の医療従事者(看護師か臨床心理士)であることが条件であるため、看護師にしか取れない資格になります。

 今回のニュースで初めてファシリティドッグの存在を知ったのですが、どのくらいの病院に採用されているのか調べてみました。現在では駐在している病院が静岡県立こども病院神奈川県立こども医療センター東京都立総合医療センターも3病院です。(もっとあったら教えてください)

 基本的には小児科がメインです。こういった小児科専門病院は難治性の疾患を抱えている子が多く、小さい頃から抗がん剤や麻酔を必要とする検査など、大人でもしんどくなる事が日々続きます。その中でわんちゃがそばにいてくれるというのはとても心強い事でしょう。

 衛生面での管理もしっかりされているので感染症などのケアもしっかり対策それています。そもそもハンドラーが現役の看護師なのでその辺は抜かり無いはずです。

 しかし、こういったセラピードッグのような活動はまだまだ日本には浸透しきれていないのが現状です。ファシリティドッグを教育するハンドラーも少なく、また導入する際も費用もかなりかかってきます。ただ浸透すれば難病を抱えた子供たちの心の拠り所にもなるだろうし治療に立ち向かう勇気も与えてくれるはずです。

 中々知名度もコスト面でも超えなきゃならない事がたくさんありそうですが自分にもできることがあれば積極的にやろうと思います。この活動がもっと盛んになれば自分が病気になった時に隣にわんちゃんがいるかも知れないですしね。笑

という事で早速寄付の方もしてきました!こちらのホームページで寄付活動ができるので是非ご覧になってみてください!

では。♪(´ε` )

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