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スペイン巡礼800キロの旅 ゴールまで残り約20キロ!(26日目)

私達は新婚旅行で世界を旅している夫婦👬です。夫婦で達成したい100のことの一つであるスペイン巡礼800kmを歩くことにチャレンジ中です。


6月2日 晴れ 風強し 26日目
Melide ➡︎O Pedrouzo 約32キロ
テント泊 1人5€

朝5時に起きる。
体が疲れていた。
昨晩のドミトリーはいびきの
大合唱だった。
大きないびき過ぎて全然寝れなかった。

それを朝、6時に歩き始めてから
妻に言ったら
「あなたじゃなかったの?」と。

えーーー!?
私もあんなに大きないびきを
かくってことですか!?
えーーー
尋常なかった音だったぞ!!

それと同等!?
イコールですか!?

まじですか!?
それはショック過ぎて
テンションが一気に落ちた。

これは迷惑極まりない。
極力ドミトリーは泊まらない様に
しなくては。。。

そんな朝のスタート。

タムさんは元気そう
朝の日の出

そして朝から登り下りの
細かいアップダウンの道がつづく。

身体は疲れているのどけれど
後2日でゴールのサンティアゴに
着くという想いが、気分を軽くさせて
くれる。

今日も朝から多くの
巡礼者が歩いている。
みんな、それぞれの想いで
歩いているのだろうなと回想する。

約1カ月歩き続けた。
1日も休まずに歩いてきた。
余裕がある日はあまりなかった。

それもこれも明日で
目的地のサンティアゴに着く。

よー歩いた。

そんなこんなを考えていたら
いくつもの小さな街や村を超えて
Arzuaという比較的大きな街に
着いた。

Arzuaの街

今日は日曜日でお店も
あまり開いていない。

なぜか日本の運動会の時に鳴らす
花火が何発も上がっていた。

今日は運動会なのか、スペインも!?
それともサッカーのレアルマドリードが
ヨーロッパCLで優勝したからなのか!?

結局、なんの花火か
分からないままだった。

ちなみに今日、宿のテレビでは
レアルマドリードの優勝祝賀会の様子が
延々と流れていた。
マドリードの市内はその為、
何万人もの人がいるんじゃないかと
思うぐらいの人で溢れて返っていた。

さすがサッカー国、スペインだ。

そんなんで
Arzuaの街も少し休憩して
バルでトイレを借りて素通り
して街を超えた。

暫くして歩いたちいさな街の
閉まっていたバルのベンチを
かりて昼食を食べる。

昼食

いつものフランスパン🥖。
美味。毎日食べても飽きない。
前世はフランスパンだったか
もしくは小麦粉だったかもしれないと
思うぐらいフランスパン最高。

お昼を終え、また歩きだす。
相変わらずの小さなアップダウンが
続く。
そしてこれが微妙にこたえる。
微妙に疲れさせる。

林の中の道

いくつものアップダウンを超えて
今日の宿泊地のO Pedrouzoに着く。
15時過ぎ。

ここでは巡礼宿の庭に
テント⛺️を張らせてもらうことに。
1人5€。

←左端のがテント

気持ちの良い宿泊場所。

シャワーと洗濯を済ませて
街を少し歩く。
そして前祝いにバルで
ビール🍺で乾杯。

2人で明日のゴールのサンティアゴに
想いを馳せる。
ただ、タムさんはまだ実感がないみたい。
自分の方も初めて、この道を歩く訳でも
なかったのでそこまでの歓喜は
まだない。

ただ、もうすぐ歩かなくていいという
安堵感はある!
明日、歩いて向かっていたら
どんどんとテンションは上がってくる
でしょう!

さあさあ、ようやくここまで来た!!
うおーーー!
明日、いざ、ゴールのサンティアゴへ!!
残り約20キロ!!!

キリスト12使徒の1人聖ヤコブさんが
眠るそこは
大昔から多くの人が向かう。

一体、どんな感覚がまた
湧き起こってくるのだろうか。

せいを正して、向かいたい。

ラスト1日。
いくぞ。

つづく


自己紹介

2人の旅の様子をYouTubeでアップしてますので、良かったら観てもらえたら嬉しい限りです!

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