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スペイン巡礼800kmの旅 ついにゴール!!(27日目)

私達は新婚旅行で世界を旅している夫婦👬です。夫婦で達成したい100のことの一つであるスペイン巡礼800kmを歩くことにチャレンジ中です。


2024年6月3日 晴れ☀️ 27日目
O Pedrouzo ➡︎Santiago de Compostela
約20キロ

ついにこの日を迎えた。
高鳴る鼓動を抑えてぐっすりな
昨晩の睡眠💤。

嫁のタムさんはあまり寝れなかったらしい。

天気は申し分のない晴れ。

いつもより30分早く
4時30分起き。

テント⛺️内で最後も
いつものフランスパン🥖の朝食を
食べる。

そしてまだ暗い5時半に宿を出た。
街灯が明るい街中を抜けて
巡礼路に入ると
真っ暗な林道。

ライト🔦を照らして歩く。
はやる気持ちが足早にさせる。

1時間あたりたった頃から
嫁のタムさんが眠過ぎて
気持ち悪いと言う。

少しの休憩を挟むも
まだ調子が悪いらしい。。。

この日の朝の様子


周りの人達は今日ゴールに着くという
嬉しさが、顔にも出てるし
とても足早で歩いている。

挨拶も確実に
いつもより元気だ。

誰もがウキウキして
誰もがニコニコしている。

ただ、嫁のタムだけは調子が悪く
浮かない顔をしている。

2時間経った頃、長く休憩を取った。
この頃、林から太陽が上がってきていた。

林からの日の出

この長く取った休憩で
タムさんも何か急に復活した。

治った。
気持ち悪いのが取れて元気になった。
と言う。

何だったのか。。。

何はともあれ
良くなったので、あれば
万事よし👍

林の中の道を抜けて
大きな通りの横を歩く
ゴールまで残り10キロを切る!

ただ、この日も何度も
小さなアップダウンを
繰り返す。

しんどいけれども
もう少しでサンティアゴに着けるという
思いで、坂道でも踏ん張って歩ける。

ラスト5キロ!


そしてついに歓喜の丘という
場所からサンティアゴの街が見えた!!

おーーと歓喜が上がる!
その名も歓喜の丘!
サンティアゴがついに見える!


もう目と鼻の先にある!!
ここからはもうワクワクと
ドキドキとソワソワした気持ちが
交差する。


サンティアゴの街へ
ついにサンティアゴの街に!!

ついにサンティアゴの街中に入る。
都会すぎてかなりの交通量がある。
久し振りの都会。

まず僕たちは
今夜泊まるキャンプ場へ
先に向かった。

キャンプ場からは
サンティアゴの街が一望。


メインの教会から2km離れた
高台の場所にキャンプ場があるのだけれど
チェックインして、すぐにテントを張って
荷物をテント内に放り込み、
身軽な身体で教会へ向かった。

多くの巡礼者が教会へ
足早で、向かっている。

僕らも荷がなくなったのもあり
かなりのスピードで歩いて
教会へ向かった。

旧市街地へは入る

レトロで雰囲気のあるお店が
並ぶ一帯を歩くと
ついに通りから教会の塔が見える!

うおーーー!!!

来ちゃったよ、ついに!!

そしてそして、街の中を教会へ
一直線に向かう!!

ついについに!!!
きたーーーーー!!!!
着いた!!!

キリスト12使徒の1人の
聖ヤコブさんが眠る教会!!

大昔から今も多くの人が
ここへ足を運ぶ!

サンティアゴ・デ・コンポステラー
大聖堂!!!!

うーーー
うおーーー

きたーーー
ついに着いたーー!
だ、だ、大聖堂ーーーー!

長かった。
毎日大体30キロ前後歩いていた。
重い荷物もあった。
27日間、休まずに歩いた。
靴も壊れた。
調子の悪い日もあった。

それもこれもここへ来る為!!
よー歩いた!!!

僕なんかよりも
嫁のタム。
よく歩いてた。
女性で一日30キロって
中々歩けないししんどいと思う。
それも結構な荷物を背負っていた。

時々喧嘩もしたりしたけど
辛いのにあまり弱音も吐かずに
よく頑張った👏

そして着いたすぐに大聖堂のミサが
お昼の12時から始まった。
それに参加もさせてもらった。

大勢の巡礼者で教会内はごった返して
いて、熱気というか、信仰心の厚さのような
静粛な雰囲気もあって喜びを
心の中で神様に捧げている様な
雰囲気があった。

2人ともクリスチャンでもなく
信仰心の為に歩いたわけでもない
のだけれども、この空気感に感動を
していた。

嫁のタムはここまでの歩きの辛さからか
ここに着けた達成感からか
そしてこの雰囲気と合わさって
感極まって涙を流していた。

大聖堂内
大聖堂内
大聖堂裏側

そんなんで
ミサも終わり2人で祝杯を
近くのバルであげた。

祝杯🍻

その後は巡礼証明書をもらいに
事務所へ行ったり
ここまで何度も顔を合わせていた
イタリア人のニコラと他の2人のイタリア人女性の巡礼者とも喜びを分かちあい祝杯🍻をあげた。

夕方6時半にもミサがあって
それにも参加をしたら何度も会っていた
アルゼンチン人のフランシスコと再会して
握手をして互いの検討を讃えあった。

大聖堂前。多くの巡礼者が
この広場にきて
想いを馳せている。
想いを馳せる

👆上のこの大聖堂前の広場では多くの人が
想いをこの場で馳せる。

寝転がり、大聖堂を眺める人
座り込んで仲間と話す人
みんなでハグし合う人
写真撮影をする人
涙を流す人
演奏する人

拍手や歓喜がどこからと湧いてくる。
歓喜の広場がここにある。

僕らもここで
ただただ、座ってボーと
大聖堂を眺めていた。


そんなこんなの長く長く歩いた
27日間。約800キロ。
肩が取れそうになったけれども笑
よく頑張った!!!👏

お疲れさま!!!

チャンチャン!!!
これにてスペイン巡礼


しゅーりょーーーー


と思いきや!!!!


実はここから100キロ先の
最果ての地、英語では
End of the world と呼ばれている
フィスタレーという海沿いの街が
ある!!!

多くの巡礼者はこのサンティアゴで
終了するのだけれども
道はそのフィスタレーまで続いていて
そこの岬でフィナーレを迎えるのが
習わしとしてある。

道があるなら
ならば行くでしょ!!!

ってことでそこまで
後100キロを歩くことにした!!!

なので、あとちょっとだけ!!

歩くかー!
もう歩きたくないけども笑


そんなんでもう少し

つづく


2人の旅の様子をYouTubeでアップしてますので、良かったら観てもらえたら嬉しい限りです!

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