TOTOの音があんなに良い理由をしげぴなりに考察。
こんにちは。
TOTO大好きしげです。
先ほど、抜ける音は実は良くないっていう記事を書いたんですが、その概念を思いっきりぶち壊すバンドがいらっしゃいました。
TOTO様です。僕が大好きなアーティストです。
担当直入に、TOTOのサウンドは全楽器隊が「抜けてる音」なんだと思います。
1人1人が思いっきり綺麗でクリアなサウンドに加えて、誰1人として音が喧嘩していないです。例えばギターのハイ(高音部分)とドラムのシンバルとか。
要は、全楽器隊が「自分がいるべき音の帯域を完全に理解してその中の音を思いっきり出している」のです。
なのでボーカルが歌っている最中であっても思いっきりボーカルの声が聴こえるというわけです。
ギターソロや、ピアノソロ、シンセソロになった瞬間にその楽器だけめちゃくちゃ聴こえるようになるのは
他の楽器隊が違和感なく音量を落としているからです。
その変の音量コントロールもバケモンです。
ギターのルカサー様がこまめに足元のボリュームペダルや、手元のポッドを触ってるのもそれのためです。
では、何でそんなにバケモンなのかと考えたところ、
彼らは元々80年代LAを拠点に全世界で活躍した
ファーストコールミュージシャンの集まりだからです。
当時は今みたいにミックスの技術もなければ、今ほどの機材も無いです。
そんな中でアーティストのレコーディングを
せーの!でスタジオ1発録りで行います。
そんな時に音が喧嘩しあってたら良い音が録れるわけないですよね。
そういう経験値からあの化け物級のバンドサウンドが出来上がってるんだと思います。
今となっては、ギターソロになったときにミキサー側でギターの音量を上げればいいですが、それだと何かただ音量が上がってるだけみたいに聴こえてつまんないです。
でも、TOTOは(他のアーティストもいますけど、ここはTOTOの話なのでTOTOで)
全体の音圧や音量を彼らだけでコントロールしています。
PAに頼らずに自分たちで音をコントロールするアーティストこそ、本物だと某ギタリストが僕に言っておりました。
僕も精進します。
それでは!
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