なんで「年功型」か?「ジョブ型」か?の二択なの?

『いま日本企業は、仕事における貢献度の低い人も含めて、終身雇用・年功序列の人事給与体系から、年齢や年功に関係なく職務のマーケットバリューに応じて給与を支払うジョブ型給与体系に徐々に変わろうとしているが、なかなか変われていないのが実態だ。なぜならサラリーマン社長である大手企業の経営者、役員の多くは旧来の日本型雇用における『勝ち組』であるため、その制度に関する課題意識が低いだけでなく、自分の代でリスクを取ってまで人事組織の大改革をやることに強いインセンティブがないからだ。』

いやいや!なんで「年功型」か?「ジョブ型」か?の二択なの?どちらの給与体系かは働いているヒトに選ばせれば良いのです。今更「ジョブ型」一辺倒にしても遅いです。日本企業の起死回生の手段は「ハイブリッド型」の給与体系を創設できるか?が重要なのでないでしょうか。なぜなら、皆が皆アグレッシブに「自由」を欲しているとは限らないし、適度な「拘束」があってこそ「安心」して力を発揮できると思うヒトも少なからず居ると思うのです。それを実現できて「社員の幸福度」が上がれば未来が見えてくるのではないでしょうか。

NEC「新卒年収1000万円」の衝撃 年功序列の廃止か、「3流国への没落」か
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1909/06/news023.html

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