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或る夏の日

真っ青な海
燦燦さんさんたる太陽

酸素ボンベを背に
ブルーな水面にダイブする

水中に差し込む白日はくじつの光

海底のどこからか生まれ
海面に届くと弾け消える
いくつもの気泡

立ちのぼる気泡を見上げ
自己と気泡を同化する

俺はどこから来て
どこに向かうのか

生まれてきた意味
生き続ける理由

そんなことを自問していた
或る夏の日

(Homage to K.U)

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