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大学を卒業して30年。世の中、結局学歴は関係ない

長岡市・福島江の桜 母校(長岡高校)の近くの桜の名所

就職して30年になると、その人の生き方というものが、出来上がってきます。
大学は学歴として使うことよりも、「同窓生」としての繋がりが大事になります。同窓会組織が強固な大学は、他の会社、組織にも同窓生がいるので、仕事でツテを頼ったりします。
地方では「高校」の同窓会も大事です。それも高校の偏差値はあまり関係ありません。
歴史ある学校は、公立、私立を問わず同窓会組織が強固です。

個人的な感想として、国立大学より私立大学の方が同窓会は強固だと感じます。
長岡市では、昔住んでいたときは、例年、早稲田大学の同窓会と慶應義塾大学の同窓会は同じ日に同じ料亭でお正月に開かれ、途中で合流して「紺碧の空」と「若き血」のエール交換や、入り乱れて酒をつぎ合って、名刺交換をしていました。
最近は日程が合わず参加できていませんが、(仕事始めにぶつかるため)あの雰囲気は好きでした。
長岡高校は両大学とも指定校推薦がありました。
慶應義塾大学は、そのホームページで「長岡高校は慶應義塾と関係が深い」と言っているほどの関係ですが、進学者は早稲田大学の方が多いです。
一番、進学者が多いのは東洋大学で、それは東洋大学の創立者の井上円了先生が、長岡高校の前身校(長岡洋学校)の出身ですから、つながりが深いからです。指定校推薦も多いのではないでしょうか。
ちなみに、国立東京医科歯科大学の創立者の島峰徹先生も長岡高校の前身校の出身ですが、国立大学医学部に指定校推薦はありません。
噂によると、明治大学の同窓会もかなり盛んだと言われています。

結局、学歴はそういう感じになります。
わたしは新潟大学大学院を修了しているのですが、とんと音沙汰はありません。あまりにも卒業生が多いからでしょうか。法学修士自体がレアなので同じときに学んだ人としか関係がないのが寂しいです。
今は法学研究科は統合されて現代社会文化研究科になっているようですので、声かけしてくれたら幸いです。

話がそれましたが、息子が大きくなると、進路がどうなるか悩みが大きくなるのですが、理系なので、きっとエンジニアの道に行くような気がします。そうなると、もはや実力勝負でしょう。
息子の学校の進路、その先の大学の進路をみると、半導体か、自動車か、鉄道か、それとも原子力発電所か、航空宇宙か・・という感じのようです。

わたし自身、すでに子どもを大学に送るくらいの世代になりました。
子どもが学費に苦労しなければ良い、という年代になりました。
50歳になれば、学歴も、住んでいる場所が都会か、田舎か、地方都市なのか、関係ない話なのです。



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