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ぱんぱんに入った荷物を下ろしてみる。

はじめまして。IT企業で法務をやっているよしだです。

過去、私は、仕事や試験勉強などで辛くて、心が折れちゃいそうになることがありました。

気持ちが追いていかなくて、長くお休みしよーと思ったこともありました。

今では肩の力がすーっと抜けて、すごく楽に働くことができています。

私が以前どうしてしまっていたか、今はどんな風に考えながら、仕事や勉強に打ち込んでいるかをお伝えできればと思います。

この記事は、今どん底でしんどい思いをしている方向けの記事ではなく、気持ちは落ちてるが余裕のある方向けです。

本当にしんどくて、周囲にも頼れない状況の方は、お医者さんやカウンセラーなどの専門家にご相談ください。

お伝えしたいこと
荷物を下ろす
1つずつ最低限のことだけやる
自分のためにも波を小さく
期待値調整と自分のキャパを知る
結局、どう行動するか

荷物を下ろす

昔は、嫌でも夜中まで机に向かって勉強したり、頑張らないといけないからめちゃめちゃ早起きしたり、発散のために飲みに行ったり、遊んだり、周りの人と仲良くしてもらうために飲みにいったり。

そんなことしても、結局何にもならなかったです。

睡眠不足になるし、勉強や仕事は手につかないし、体調崩すし、何にもいいことないですよね。

今は、私は「辛いなー。」「しんどいなー。」「きついなー。」と感じたときには、思いっきり休むようにしています。

余計なことはせず、家でごろごろしたり、コンビニで好きなものを買って食べたり、ひたすらYouTubeや映画みたり、湯船に長く浸かったり、ぽけーっとしています。

しっかり休んで、体力が回復したら、「今やらないといけないことだけ」を終わらせます。
自分のリュックにぱんぱんに入っている荷物を下ろすことを優先しています。

  • 気になることをばーっと書き出して、やらないことを決める

  • メールやSlackの返信など、5分で終わることをやってみる

  • 信頼できる上司や先輩に業務の棚卸しを手伝ってもらだたり、仕事を引き取ってもらう

荷物を下ろす作業は、1人でやらなくて大丈夫。
周りに助けてもらって、荷物を下ろしていく。

けど、助けてもらうのは、信頼できる人だけ。
頼むのに勇気が必要な人や見返りを求めるような人には頼らなくていい。
(身近に頼れる人がいなかったら、カウンセリングや心療内科などに行き、専門家を頼りましょう。)

真面目な人ほど、思い詰めてしまって、1人でやらなきゃと思ったり、ついつい色んなことに目が入ってしまうと思います。

もやもやしていること、気になることもたくさん出てくると思いますが、元気になるまで余計なことはしません。

最低限だと思うことでもやれなさそうと思うことあると思います。大抵のことはやらなくても、なんとかなるので、ダメなら放置して構わないと思います。

仕事が終わらなかったら怒られたりクビになるとか、試験に受からなかったら人生が終わるとか考えちゃいますが、そんなことないですからね。

私は、試験に落ちても死ななかったし、仕事がうまくできなくても何とかなってきました(怒られたりも、馬鹿にされたりもして、悔しかったですが)

身軽になってくると、少し視界が明るくなってくると思います。

一度、身軽になれば、冷静になれるだろうし、ほんの少し余裕ができたり、焦らなくて済んだりすると思います。

しんどくて、迷ってしまって、何も決められないなら、誰かに決めてもらってもいいと思います。

迷ってしまうほど頭の中がいっぱいいっぱいなら、それを取り除いてあげましょう。

他人にも自分にも期待しすぎない

モチベーションで仕事してしたらダメだよ。

こんなことを職場の先輩に、言われたことがあります。

当時は結構厳しいことを言う人だなと思っていましたが、今ではその通りだと思うようになりました。
ある程度メンタルの波が大きくない状態で淡々と仕事したり、生活している方が、自分らしくいれるような感覚でいます。

モチベーションという一見ポジティブそうな言葉で、モチベーション高くいることが正義だって思って、モチベーションの低い自分を卑下しなくていい。

モチベーション高くないといけない、自分ならそうできると、無理をして自分に期待をしすぎなくて大丈夫。

モチベーションが高くないとやれないことは別にないし、そもそもモチベーションって何だろうとさえ思います。

モチベーションに関係なく、仕事も勉強も、淡々とこつこつと、静かにこなしていくのが一番生産性が高い気がします。

自分のやりたくないこと・すごく苦手なことさえやっていなければ、そこそこきっと何でもできると思います。

基本的にはできることしか任されないですしね。

けど、波があると、すごくいいアウトプットが出て評価される反面、アウトプットにムラがでて、怒られて、またモチベーションさがって、ミスしてとかの負のループに入ってしまうんですよね。

いいアウトプットは出せる力があるからこそ、自分はできるんだって思ってしまうし、それで上手くいかない日があると、ずーんってなってしまう。

では、どうすれば波を小さくいられるか。

他人に期待しすぎない、自分にも期待しすぎない。

けど、他人にも自分にも、ほんの少し期待もしちゃっても、別にいいよね。

自分にやれることをやったら、それでいい。

どこまで、何をやるかの期待値調整を大切にする

そのためにも、自分のキャパを把握しておく。常に余裕があるくらいの感じでいる。

私は、ほんの少し他人にも自分にも期待するくらいにしています。

感覚的なところですが、少しくらいは他人に期待して、自分にも期待するほうが楽しい気がしていて。

みんな、やれる範囲でしかやれないし、人の気持ちや意向を汲み取るのも限界があるので、できる範囲でやり続けるしかない。

当然、自分も周りからどんな期待をされてるか、どう評価されてるか分からない。

とはいえ、お互いに、この人ならやってくれるかも!こんなこと一緒にやれたら嬉しいなー!とか思えた方が楽しいし、ハッピーな気がしています。

けど、過度には期待すると、一方的に裏切られたとかってなってお互い辛いので、やれなくても仕方ないし、お互いに自分にできることをやるしかないくらいに思っておく。

大切になるのは、周囲との期待値調整。

何をいつまでに、どんな内容、クオリティで対応するのか、自分にできる範囲を伝えて、コミュニケーションをとる。不安だから助けてほしいこと、挑戦したいことから手助けがあるなら、それも伝えておく。

仕事なんてプライベートではないので、できないことを隠してもいいことありません。

確実にできる範囲、ストレッチきいてるけどできる範囲、ちょいと無理しないといけないけどできる範囲など、自分のキャパを理解しておいたほうがよいと思っています。

しんどいときには、自分のできる3割から5割くらいのことで十分。元気な時に、7割とか8割の力でやればいい。

全力出し切ってチャレンジしないといけない時のために、いつも余裕を持てるように心がける。

別に余裕があることは他人に言わなくてもいいですからね。「いっぱいいっぱいです!」なんて、わざわざ嘘もつかなくていい。

ぬるーい温度のコミュニケーションで十分。

できることをコミットすればいい。

落ち込んではないけど、仕事で焦ったらどうしてる?

気持ちは元気だけど、量が多かったり、難易度と緊急度が高かったりして、焦る時ってありますよね。

焦ってること、不安になっているということを自分で理解してあげるようにしています。

わー!焦ってるー!どーしよー!やばいー!

そのあと、どうやってこの局面を乗り越えていくかを考えています。

  1. やることをできるだけ細かく書き出す。

  2. やるべき順番に並べる。

  3. 自分にしかやれないこと、他の人でもできること、他の人じゃないとできないこと(決裁やレビューを受ける、他部署に頼む等)に整理する。

  4. 渡せるボールは、すぐに全部渡す。

  5. あとは、順番に淡々とやっていく。

ポイントは、淡々とです。
焦っている時こそ、やる気とかモチベーションとかではなく、「やらないといけないから、さっさと終わらせる。」と割り切っちゃう。

そして、早くボールを他の人に渡してしまう。
多少クオリティが低くかったとしても、1人で悩んでアウトプットがでないよりはマシです。
早く出せばリカバリーもききますからね。

私は、心にも体にも余裕があるときに、ドラクエみたいに「ガンガン行こうぜ」で、付加価値出して、色んなことをやればいいと思います。

おわりに

私はモチベーション高くいないとダメだ、素晴らしい人格をもっていないとダメだ、みんなと仲良くできないとダメだと思っていました。

こんなに「ダメだ!」なんて思わなくて大丈夫だったんだなーと今では思います。完璧主義だったんでしょうね。

私は、ほどよく適当にしていることが、一番安定していられます。
これはマインドセットの話というよりは、行動です。
「自分のやりやすい方法で、できることをやる。」ということに尽きる。

「行動」というと強く聞こえてしまうかもしれませんが、やらないと決めて「何もしない」のも行動だと思います。

辛くて環境変えたいなと悩んでいる方がいれば、まずは少し元気になるために荷物を下ろして、ぜひ飛び出すための行動をほんの少しでいいのでしてみてください。

無理をせず、生きやすい生き方を大切にしていきたいですね。

おまけ

私の参考までにやっていること、心がけていること、やっていることを最後に載せておきます。

  • 細かいタスクを溜めない。めんどくさいことは、余裕のある元気なうちにやる。

  • 余裕を持ったスケジュールを設定する。ギリギリでやらない。修正したり、リカバリーがきくように調整する。

  • 自分の集中できる、得意な活動時間を把握しておく。その時間で作業や時間のかかることを終わらせてしまう。

  • 考えるときに、人に話しながらの方がいいか、テキストコミニュケーションがいいのかなど、やりやすい考え方やアウトプットの仕方を言語化しておく。

  • 受け入れたいコメントを、素直に受け入れる。しんどいときには、やりたくないこと、聞きたくないことは、聞かないし、聞いても無理してやらない。

  • 自分にも他人にも嘘はつかず、余計なことを言わない。仲良くなるのもいいが、あくまで職場であることを忘れない。

  • 困っていることや助けてほしいことがあれば、周囲に話す。

  • 孤独にならない、かつ、嫌な人と関わらない。適切な距離を保つ。

  • 一緒に働いてる人に、感謝していることがあれば、できるだけ言葉にして感謝を伝える。また、周りを信頼して任せてみる。

  • 無心でやるべき作業をする。担当している業務をToDoリストにして、上司を含めて周囲にも見えるようにしておく。進捗は細かめに共有し、困ったら相談する。

  • 優先順位がつけられないときには、誰かに頼って付けてもらうようにする。

-おわり-

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