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ラジぽて縁結び BREW-UP 第6回放送2021.7.16

「ICTを利用した街の魅力の発信と地域の活性化」をミッションに活動しているNPOカワゴエ・マス・メディアさんとコミュニティFM局ナナコライブリーエフエム(周波数77.5MHz)で番組「ラジぽて縁結び」を一緒につくらせていただくことになりました。
サブタイトルはBREW-UP、毎月第一、第三金曜日の21:30からの30分番組です。埼玉・狭山出身のマルチタレントの大野 ひろみさんと一緒にパーソナリティを務めます。毎回2曲を僕がセレクトし、地域をテーマにお話ししてきます。詳しくはこちらをご覧ください。
https://koedo.info/210329nanako/
https://koedo.info/aboutus/
Clubhouseもそうですけど、視覚情報のない音声メディアもいいものです。特にラジオは、マスメディアなのに、one to oneなパーソナルな雰囲気があるのが不思議です。

埼玉のトラベルガイド

埼玉県民がマイクロツーリズムとして地元を楽しむのには、ナガオカケンメイさんが発行人をつとめておられるD&DEPARTMENT PROJECTより出版されている「d design travel 」がおすすめです。

【d design travelシリーズとは】
2ヶ月間暮らすように現地を旅して、本当に感動したものだけを「ロングライフデザイン」の視点で、本音で紹介しています。各都道府県に根付いた「長く続くもの」・「その土地の個性=らしさ」を選定し、[観光・飲食・買物・喫茶・宿泊・人物]の6つのカテゴリーに分けて「dマークレビュー」として掲載。情報満載の旅行雑誌ではなく、D&DEPARTMENTの感覚で確かめ、10年後も継続する生命力と、地場からのメッセージをしっかり持っている場所を紹介していく、デザイントラベルガイドシリーズです。

和紙作家の森田千晶さんの美しい作品が表紙を飾る「d design travel 埼玉」は2009年に発刊されています。観光ガイドとしてだけでなく、純粋に本として、学びや気づきがあって楽しい書籍です。読み興味を持った所を旅をし、旅をした後でまた読み返してみる、情報とリアルなモノ・コトがつながりとてもいい感じです。内容については実際に手に取ってどうぞご覧ください。

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外から見た視点の大切さ

このガイドブック中は活字がびっしりと埋まり、情報に溢れています。埼玉には特徴的なものやことが何もないというようなことが言われることがありますが、実際には様々なものがたくさんあることに改めて気付かされます。内に居過ぎると、特徴や長所・短所に気づかないということは往々にしてあります。ある専門的な視点で切り取る、キュレーションするということがとても大切なことであるということは、埼玉の観光ということに限らず、あらゆる事物に共通してあげることができます。

7月の埼玉の旬

土用の丑の日にいただく鰻は埼玉の名物として知られています。江戸時代に起源を有するような本当の老舗の名店が複数あります。私たちの日常とともにある身近な存在ですが、さきにお話しした外から見た視点の大切さの話のとおり、内にいると気づきにくいですが実はとても珍しいこと。当たり前ではないのです、大事にしたいもの、誇らしいものです。

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夏になると植物が活き活きと育ち、野菜が美味しい季節ですが、埼玉でたくさん作られている野菜として、きゅうり(生産高全国4位)、枝豆(同4位)、とうもろこし(同7位)、さやいんげん(同9位)、なす(同9位)と、新鮮なものが手軽に手に入る環境にあります。

埼玉の冷や汁

きゅうりと言えば糠漬けや酢の物と美味いわけですが、埼玉にも冷や汁があります。宮崎県のご飯にかける冷や汁がよく知られているようですが、埼玉の郷土食としては冷や汁と言えば麺です。薄切りのきゅうりに味噌、ゴマ、大葉、ミョウガなどを出汁でのばし、うどんや素麺を入れていただきます。川島町では、「すったて」とも言われています。「すりたて」がなまったものとのことで、その名のとおり、すり鉢で大葉、キュウリ、ミョウガなどを入れ、すりつぶしてから味噌を混ぜ、冷たい水で溶いた汁で食べたのが由来とされています。

うどん屋さんやお蕎麦屋さんでプロの味をいただくのももちろんいいですが、暑い夏をゆっくり楽しめる今だからこそ、自分でこしらえてみるのも一興です。近所の直売所などに出かけ、農家の方たちが届けてくれる新鮮なキュウリや大葉を買い求め、家で冷や汁をつくるのも楽しいもの。作り方を含めて、農林水産省のホームページでも日本の郷土食として紹介されています。

ON AIR SONGS

7月は七夕の季節でもあり、宇宙から着想し選曲してみました。Stevie WonderのANOTHER STARをKathy Sledgeカバーバージョンと、川越出身の大木伸夫さん率いるACIDMANの美しいロック「光に成るまで」。

私が代表を務めているコエドビールでは、2017年に、結成20周年「SAITAMA ROCK FESTIVAL “SAI”」をオーガナイズしたACIDMANにエールを送るべく誕生した、クラフトブルワリーとミュージシャンのコラボレ―ションビールをつくった思い出があります。

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Kathy Sledge 「ANOTHER STAR (classic 12” mix)」 

ACIDMAN 「光に成るまで」

視聴方法

【ラジオで】
FM周波数77.5MHz(朝霞、新座、和光、志木、およびその周辺地域)
【PCで】
サイマルラジオ http://www.simulradio.info/ (現在は、CLOVER MEDIAと表記)
リスラジ http://listenradio.jp/
【スマホで】アプリをダウンロードしてください(IOS/Andoroid対応)
リスラジ
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