鳴くと泣く
先程までの布団の中、雨の音を聞きながら,今日は散歩に行けないな
と思いつつ。
鶏のこけこっこぉ〜の鳴き声を聞いていた。
ふと泣くについて書こうと思い立った。
ちなみに、鳴くって口に鳥と書くんですね。らしいなあって納得🤭
毎朝聞こえてくる、イソヒヨドリの鳴き声は,話しかけられている
ようで幸せな気分にさせてもらえる。残念ながら今朝は聞こえない🥲
最近、歳のせいか涙もろくなった気がする。。
一人で、TVで映画やドラマ観ていると,いつの間にか、感極まって
涙が溢れて来たり,音楽聴いていて涙が出て来たり。
なぜそれほどまでに、感傷的になるのか,自分でも理解できずにいる。
記憶している中で、一番小さい頃に大泣きしたのは,可愛がっていた
“ダルマインコ”のピーちゃんとの別れ。🦜🦜
学校から帰って来たら居なかった。
母の説明では外で日向ぼっこさせていたら、自分で入り口開けて
逃げ出しらしい。確かに、家の中ではちょくちょく出て来て鳥かごの
上で遊んでいた。時にはピーピーと遊ぼうと呼ばれたり。
いなくなった喪失感が大き過ぎた。
遠くまで飛べないように風切り羽🪽を短くしてあったのに、どーう
やって飛んでいったのか。。色んなことが頭をよぎったが、かなり
長い時間布団に潜って大泣きした。
(随分時間が経ってから,本当のことを打ち明けられた。
あまりに悲惨で可哀想なので想像もしたくない。
母親も『隠しておくのが辛くなったと』打ち明けてくれた。
お荷物になっていたんだな)
人との別れでも涙が止まらなかったことが二度ある。
二人とも会社の親しい友人。
一人は歳の離れた先輩のイサキさん。色んな所に、飲みに連れて
行ってくれて、お酒の『大人の飲み方』を教えてくれた。
色んな話もした。おじさんなのに気持ちが若くて。
他人には言えない相談も素直に話せた,恩人の一人と言える。
定年後も嘱託で働いていたが、ふと会社で見かけなくなり『最近
何してるのかな』『どっかで悠々自適に過ごしているのかなぁ』
『いなくなる時は何か一言言って行けよ』
ナーンて思った、ちょうどそのタイミングで,他人のPC🖥️の画面に
訃報のお知らせがが映った。『うっそー❗️』
本当に、嘘みたいなタイミング。
思わずイサキさんの席を振り返ったら,まだそこに座り笑っている
声が聞こえる感じがした。自席に戻り、伏せって声を押し殺した。
その日は何も手に付かなかった。
通夜の帰り,二人の行きつけだったスナックに行ったら、店には
大ママが一人で目を腫らしていた。その日は泣いてばかりで、お客が
早々に退散したらしい。閉店の看板にして,二人で泣きながら思い出
に耽った。🥲🥲
深夜の帰り道、声はなかったが溢れてくる涙は止められず,流したまま
歩いていたみたいで。自宅に帰ったら妻さんが一言『辛いね』とだけ
言った。(それだけ酷い顔して帰ったらしい)
書いていて気がついた。「もう同じ歳なんだな」🤔
もう一人は,女性。同じ歳の先輩のロウコさん。
いつもグループで一緒に遊んでいた人。入社当時は、事務所の人数も
多くなかったので、同年代で一緒に遊ぶことが多かった。後から
知ったがロウコさん,霊感強くて色んなことがわかっちゃう人、人に
見えないものが見えちゃう人。すっごく優しかったから,色んなものに
頼られて困っていたらしい。優しいからなぁ。
物静かで昔風の綺麗な人(江戸時代くらいに書かれた美人画のモデル
みたいな)きっと和服着たら似合っただろうなあ(結局見れなかった)
一つ辛い思い出もある。
入社間もない頃、大勢の宴会があって(社員旅行?)自分が酔いを
覚ましに席を離れたら、着いて来てくれて。廊下の席に座っておしゃべり
していた時に、どういう流れかは全く覚えていないが、『二人とも
30歳まで独身で相手もいなかったら結婚しようねぇ〜』と意気投合した
ことを覚えている。
その時のロウコさん『ありがとう❤️でもね,そうはならないの❣️』と
苦笑いしていた
その後,会社が成長して人も増え,ロウコさんとはフロアーが離れた
ことで、会話する機会も減ってしまった。ロウコさんに彼氏が出来たと
噂も流れて来たので,無理に話をしようと押しかけることもなく。
ある時だった。出社時に普段は目にしない所で、ロウコさんと出会した。
ススッ。足早に離れていく。追いかけようとしたら,角を曲がった
所で見失った。『不思議なこともあるな』程度でそんなに気に掛ける
こともなく,過ごしていた2日後に,ロウコさんの訃報を聞いた。
信じられないとはこの事。直前に見かけたのだから。
後から聞けば長く、病床に臥せっていたとの事。なのであの日に出会う
ことはない。。
もしかしたら、あの時は最後に会いに来てくれたのかもしれない。
お通夜の帰り道。この時はギャン泣きして帰って来た😭大の大人が
人の目も気にせず、大声を出して。きっと仲が良かったイサキさんが
連れて行ったんだと,泣きながら文句言ってた記憶がある。😫😫
今でもそう思ってる。
このnote始めた頃に書いたが,
手術の前後(曖昧)に、二人が枕元にいるのを感じた。
『まだ来なくて良いよ』ってみんなで笑っていた。それもあってか、
当時から今の病に不安を感じない。。
話は変わるが涙が溢れてしまう映画がある。『アルマゲドン』
ブルースウィルス主演、地球にぶつかる彗星を破壊しにいく
ストーリー。娘の彼氏の代わりに彗星に居残って,自爆ボタンを
押す役目。
最後に通信画面を通して,娘と話をするのだけれど、そのシーンで
双方の愛情の深さと別れの辛さが伝わってくる🥲
(ダメ!書いているだけで目が潤む🥹)
ストーリーが判っていて、泣く事がわかっているのに何度も見てしまう。
映画以外でも,涙することがある。音楽。。
この話は大好き紹介で昔に書いたはず。
あったあった。改めて,良い曲だなあと自選自賛❤️
抜けている曲を思い出したので書き加えておこう。リンクも貼り直した❣️
ぜひスターダストレビューの『木蓮』と,ナイトバードの『it‘s OK』は聴いてみて欲しい‼️
あっすごく長くなってしまいました。(実は書き始めたのは昨日🤣)
ここまでにします。外ではイソヒヨドリの声が聞こえ始めました