見出し画像

#19【経済学部】Oliveプラチナプリファードという選択肢


早いもので今日は2月28日です。いよいよ、3月から三井住友銀行のOliveサービスが開始されます。

↑oliveサービスについてはこちら。

ただいま、修行中の身。

前の記事でもお伝えした通り、現在私は三井住友ゴールドカード(NL)の修行中の身です。5500円の修行料(?)を払って、2か月経過したところです。そこに来て、とても魅力的な新サービス。どのようなクレジットカード生活を送るか、ここ一ヶ月は悩む日々とYouTubeに答えを求める日々が続きました。前の記事では、次の4つの案を考え出したところです。

①:Oliveはノーマルカードを作成し、年末まで三井住友ゴールド(NL)マスターカードを使い続ける。来年1月に100万円修業達成後、Oliveをゴールドにアップグレードし、その後はOliveの100万円修業を開始する(要5,500円の年会費)。

②:Oliveはゴールドカード(おそらく初年度無料キャンペーンあり)を作成し、年末まで三井住友ゴールド(NL)マスターの100万円修業を続ける。来年3月からoliveの100万円修業を開始する(要5,500円の年会費)。

③:三井住友ゴールド(NL)マスターは解約し、Oliveゴールド一本に移す(三井住友ゴールドの年会費5,500円がもったいない)。

④:Oliveはノーマルカードを作成し、基本クレカ機能は使わず、還元率やポイント付与サービスのみの恩恵を受け、クレカは三井住友ゴールド(NL)マスターを使い続ける。

#18【経済学部】三井住友カード(NL)とOliveサービス@しげらぼ

ポイントをどれだけ確保できるかのシミュレーション

上記4案の比較としては、結局どれだけポイントが確保することが出来るか、その後手元にどのようなカードが残るのかという2点だと考えています。そのため、各案において、実際どれだけポイントが確保できるか、手元に残るカードは何なのかをシミュレーションしてみたいと思います。

※与条件
1)1年間で100万円利用するものとする。
2)1)は基本還元率で利用すると仮定する。
3)SBI証券で毎月3万円(年36万)のクレカ積立をするものとする。

案①の場合

①:Oliveはノーマルカードを作成し、年末まで三井住友ゴールド(NL)マスターカードを使い続ける。来年1月に100万円修業達成後、Oliveをゴールドにアップグレードし、その後はOliveの100万円修業を開始する。

この場合、今年(R5)は、三井住友G(NL)の年会費5500円が必要です。しかし、100万円利用により、基本還元率(0.5%)によるポイント還元5000ポイント+ボーナス10000ポイントで15000ポイントゲットできます。また、SBI証券のクレカ積立によるポイントとして、36万×1%=3600ポイントがゲットできます。合計で18600ポイントです。年会費と差し引きで、13100ポイントが実質獲得ポイントとなります。
加えて、来年(R6)はOliveをゴールドにアップグレードするため、年会費が5500円必要です。あとは上記と同様で、差し引き13100ポイントが実質獲得ポイントとなります。3年目(R7)は年会費は永年無料となり、18600ポイントがそのままゲットできます。
以上のことから、3年間で44800ポイントが実質獲得ポイントとなります。なお、手元には三井住友ゴールド(NL)とOliveゴールドが残ります。

案②の場合

②:Oliveはゴールドカード(おそらく初年度無料キャンペーンあり)を作成し、年末まで三井住友ゴールド(NL)マスターの100万円修業を続ける。来年3月からoliveの100万円修業を開始する。

②の場合は、実質獲得ポイントは①と全く同じになり、3年間で44800ポイントとなります。手元に残るカードも三井住友ゴールド(NL)とOliveゴールドと、①と同じです。しいて言えば、今すぐ2枚のゴールドカードを手に入れることが出来ます。

案③の場合

③:三井住友ゴールド(NL)マスターは解約し、Oliveゴールド一本に移す。

③の場合は、初年度は三井住友ゴールド(NL)と、oliveゴールドの2枚分の年会費を支払う必要があります。今後はOliveゴールドを使うため、毎年18600ポイントをゲットできるため、年会費と差し引くと、3年間で44800ポイントとなります。手元には、三井住友ゴールド(NL)ノーマルとOliveゴールドが残ります。

案④の場合

④:Oliveはノーマルカードを作成し、基本クレカ機能は使わず、還元率やポイント付与サービスのみの恩恵を受け、クレカは三井住友ゴールド(NL)マスターを使い続ける。

この場合、Oliveカードはただの飾りなので、単純に三井住友ゴールド(NL)の年会費と恩恵をあずかるだけとなります。年会費はNLの5500円のみとなり、毎年ゲットできる18600ポイントと差し引くと、3年間で50300ポイントとなります。しかし、手元には三井住友ゴールド(NL)ゴールドとOliveノーマルが残ります。

以上をまとめると以下の通りとなります。
①:44800ポイント/3年・三井住友ゴールド(NL)・Oliveゴールド
②:44800ポイント/3年・三井住友ゴールド(NL)・Oliveゴールド
③:44800ポイント/3年・三井住友ノーマル(NL)・Oliveゴールド
④:50300ポイント/3年・三井住友ゴールド(NL)・Oliveノーマル

YouTube界をのぞくと、どうも④が最も有力な案のようです。そりゃそうですよね。一番ゲットできるポイントが多いんだもん。

プラチナプリファードという選択

ところで、新しいOliveには、ノーマルカード・ゴールドカードのほかに、「プラチナプリファード」というカードも用意されています。このプラチナプリファード、

  • ポイント還元率 1%(ゴールドは0.5%)

  • SBI証券クレカ積立還元率 5%(ゴールドは1%)

  • 100万円ごとに10000ポイントのボーナスポイントあり(400万円まで、ゴールドは100万円まで)

  • 特約店によるさらなるポイントアップあり

  • その他、いろいろとプラスアルファのポイントあり

といった、ゴールドカードの上位互換となっています。デメリットとして年会費は33000円かかってしまうのですが、どうも初年度はキャンペーンで年会費無料になりそうなのです!

そこで、第5・第6・第7の案を考えてみました。

⑤:Oliveはプラチナプリファードを作成し、年末まで使い続ける。(三井住友ゴールド(NL)マスターカードはいったん寝かせる)。1年後、Oliveはいったんノーマルに戻し、NLで100万円修業を行う。さらに1年後、Oliveをゴールドにアップグレードし、その後はOliveの100万円修業を開始する。

⑥:Oliveはプラチナプリファードを作成し、年末まで三井住友ゴールド(NL)マスターカードを使い続け、修行を達成させる。(クレカ積立はOliveで行う。)1年後、Oliveをゴールドにダウングレードし、Oliveで100万円修業を行う。

⑦:Oliveはプラチナプリファードを作成し、年末まで使い続ける。(三井住友ゴールド(NL)マスターカードはいったん寝かせる)。1年後、Oliveをゴールドにダウングレードするとともに、(NL)はノーマルにダウングレードする。そのままOliveゴールドを再修業し、Oliveで100万円修業を行う。

同じようにシミュレーションしてみましょう。

案⑤の場合

⑤:Oliveはプラチナプリファードを作成し、年末まで使い続ける。(三井住友ゴールド(NL)マスターカードはいったん寝かせる)。1年後、Oliveはいったんノーマルに戻し、NLで100万円修業を行う。さらに1年後、Oliveをゴールドにアップグレードし、その後はOliveの100万円修業を開始する。

この場合、今年(R5)は、三井住友G(NL)の年会費5500円が必要です。Oliveプラチナは初年度年会費無料キャンペーンを活用します。Oliveプラチナの100万円利用により、基本還元率(1%)によるポイント還元10000ポイント+ボーナス10000ポイントで20000ポイントゲットできます。また、SBI証券のクレカ積立によるポイントとして、36万×5%=18000ポイントがゲットできます。合計で38000ポイントです。年会費と差し引きで、32500ポイントが実質獲得ポイントとなります。
来年(R6)はNLで引き続き年会費が5500円かかってしまい、NLで修行を行うため、①の2年目と同じく差し引き13100ポイントが実質獲得ポイントとなります。3年目(R7)はOliveをゴールドにするため、こちらの年会費が5500円かかってしまい、2年目と同じく13100ポイントをゲットすることになります。
以上のことから、3年間で58700ポイントが実質獲得ポイントとなります。なお、手元には三井住友ゴールド(NL)とOliveゴールドが残ります

案⑥の場合

⑥:Oliveはプラチナプリファードを作成し、年末まで三井住友ゴールド(NL)マスターカードを使い続け、修行を達成させる。(クレカ積立はOliveで行う。)1年後、Oliveをゴールドにダウングレードし、Oliveで100万円修業を行う。

この場合、今年(R5)は三井住友G(NL)の年会費5500円が必要です。Oliveプラチナは初年度年会費無料キャンペーンを活用します。しかし、NLを使い続けるため、100万円利用により基本還元率(0.5%)によるポイント還元5000ポイント+ボーナス10000ポイントで15000ポイントゲットできます。一方、SBI証券のクレカ積立によるポイントとして、36万×5%=18000ポイントがゲットできます。合計で33000ポイントです。年会費と差し引きで、27500ポイントが実質獲得ポイントとなります。
来年(R6)はOliveをゴールドにするため、こちらで年会費が5500円かかってしまいます。Oliveゴールドで修行を行うため、①の2年目と同じく差し引き13100ポイントが実質獲得ポイントとなります。3年目(R7)はいずれのカードもゴールドで年会費永年無料となっていますので、年会費はかからず、いずれのカードをメインにしたとしてもポイントは①の3年目と同じく18600ポイントがそのままゲットできます。
以上のことから、3年間で59200ポイントが実質獲得ポイントとなります。なお、手元には三井住友ゴールド(NL)とOliveゴールドが残ります。

案⑦の場合

⑦:Oliveはプラチナプリファードを作成し、年末まで使い続ける。(三井住友ゴールド(NL)マスターカードはいったん寝かせる)。1年後、Oliveをゴールドにダウングレードするとともに、(NL)はノーマルにダウングレードする。そのままOliveゴールドを再修業し、Oliveで100万円修業を行う。

この場合、今年(R5)は三井住友G(NL)の年会費5500円が必要です。Oliveプラチナは初年度年会費無料キャンペーンを活用します。⑤の1年目と同じく、年会費と差し引きで、32500ポイントが実質獲得ポイントとなります。2年目はOliveをゴールドにするため、こちらで年会費が5500円かかってしまいます。Oliveゴールドで修行を行うため、①の2年目と同じく差し引き13100ポイントが実質獲得ポイントとなります。3年目(R7)Oliveゴールドを引き続き利用し、年会費は永年無料となっているため、18600ポイントがそのままゲットできます。
以上のことから、3年間で64200ポイントが実質獲得ポイントとなります。なお、手元には三井住友ノーマル(NL)とOliveゴールドが残ります。

まとめ

以上から、案①~⑦をまとめると以下のようになります。
①:44800ポイント/3年・三井住友ゴールド(NL)・Oliveゴールド
②:44800ポイント/3年・三井住友ゴールド(NL)・Oliveゴールド
③:44800ポイント/3年・三井住友ノーマル(NL)・Oliveゴールド
④:50300ポイント/3年・三井住友ゴールド(NL)・Oliveノーマル
⑤:58700ポイント/3年・三井住友ゴールド(NL)・Oliveゴールド
⑥:59200ポイント/3年・三井住友ゴールド(NL)・Oliveゴールド
⑦:64200ポイント/3年・三井住友ノーマル(NL)・Oliveゴールド

プラチナプリファードを間に挟むと、約20000ポイントの差が出てきてしまいました。意外に大きいです。また、最終的にNLをゴールドのまま保持するか、ノーマルでも差し支えないかで、5000ポイントの差が出てきます。

今日の報告は以上です。
ちなみに、SBIのクレカ積立を上限5万円までしている方なら、プラチナプリファードを間に挟む案⑤~⑦のほうが、①~③に比べてさらに9600ポイントお得になってきます。これは検討の余地があるのではないでしょうか???


いかがだったでしょうか。長い文章にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。Oliveサービスの開始は3月から。早ければ明日には何かしらの情報が出てくるのではないでしょうか?とても楽しみです。


それではまた。
フォローとスキをしてくれると、とてもうれしいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?