2018.1.24_麺2_のコピー

麺喰い党

在外の暮らしが長いと、誰もが避けて通れないのが、食の悩みですよね。端的に言えば「和食恋しさ」です。

無論、私が暮らすスイスは文明国ですし、「食の王国」フランスとイタリアに囲まれた立地ですから、現地の料理にも格別の味わいがあるのですが、日本で四半世紀以上の時間を過ごしてからの移住ですので、食の嗜好は、どうしても日本の味わいに傾くのです。在外生活を年単位で経験したことのある方なら、深く共感していただけると思います。

特に私の嗜好をひと言で表すなら「麺喰い党」です。何年か前、SNS に「こんなの作った」的な意味で掲載した我が家の家庭料理の写真を見て、高校時代の盟友が指摘をしてくれました。「お前は麺料理が、よほど好きなんだな。」

その友人は、心優しき男ですので、日本のバラエティー豊かな乾麺の詰め合わせを、わざわざスイスに郵送してくれたりもしました(感謝&涙)

そんなことから、ここ数年は我ながら「麺喰い党」であることを自覚して過ごしています。数年後には新党「麺喰い党」を作って、衆議院選に出馬を目論んでいます、というのは嘘で、麺を喰って、幸せな気分になれればそれで満足です(笑)

で、ですね、このページには、1枚しか写真を掲載できないようなので、過去の「麺喰いアーカイブ」から、ひっぱり出して来た写真を1枚にコピペ編集しちまいました。

これら料理、素材はほぼほぼ(多分90%くらい。たぶん。)スイスのものです。つまり、スイスで調達できるものを使って作った「麺喰い料理」です。

写真、左上から右下へ味噌ラーメン、冷やしたぬきうどん、スパゲティー・トリコロール、鍋すきうどん、鮭のクリームパスタ、冷やし中華、手打ちラーメン、長崎チャーメン、つけ麺、塩ラーメン、手打ち焼豚麺、和風きのこパスタ、です。

日本のホンモノのグルメの方から見れば、ツッコミどころ満載ですよね。わかってますよ、自分でも(笑)しかしですね、スイスの食材で作った、というところを差し引いて、ご覧いただきたいのです。そう考えれば、ちょっといい感じでしょ?

在外で「麺喰い」の生活。国政選挙に出るのは嘘ですけど「麺喰い党員」を結集して、みんなで一緒に、いつか「世界麺ロード」の旅に出る、という野望を持っているのはホントです。

イタリアのパスタから始めて、ギリシャ、中東、中国、東南アジア、朝鮮半島を経由して日本に至る、麺ロードの旅。私の「野望」に賛同してくれる人、ぜひご一報を(笑)