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苦労は買ってでも・・・は半分嘘じゃないかと思う話

こんにちは。
中島です。

「苦労は買ってでもしろ」
私は幼少期から
親に言われ続けていました。
最近になり、
それは半分嘘なんじゃないかと思い、
少し調べてみました。

結論、
どうやら嘘では無いらしい。
苦労を繰り返した方が
「成功者」になる
可能性は高いのだそう。
色んな論文があるようですが
ここで取り上げてるとキリがないので
そこは割愛・・・。

しかし、
私なりのもう一つの結論があります。
それは・・・
「親が安易に言ってはいけない」
です。

私を産んでくれ、
育ててくれた親には感謝しかありません。
それは紛れもない事実。
しかしながら、
私が言われつづけた「苦労は・・・」は、
少し意味合いが違ったように思います。
なんでもかんでも
そこに持っていかれたというか、
全てそれで片付けられてしまっていた
ように思います。

例えば、
「学校で流行っている○○が欲しい」
と言うと、
「ダメ。必要ないでしょ!」
がお決まり。
「なんでだよぉ!」
と言い返せば、
「苦労は買ってでもするもんだ!」
二言目にはこれでした。

今でも明確に覚えている
私の過去の記憶の中でも
猛烈にショッキングだった事は、
習っていたサッカーの合宿に
いけなかった事です。
毎年静岡まで2泊くらいで行くのが
お決まりになっていました。
合宿の数日前だったと思います。
押入れからガサゴソとバッグを
引っ張り出していたところ、
「今年は合宿行かない事にしてあるから」
と言われ、
「なんでだよぉ!」
と私が言えば、
返ってきたのはいつもの言葉です。
さすがにこれは今でも
鮮明に覚えています。

そう。
極貧ではないにしろ、
我が家にはあまりお金がなかったのです。



数年前に父が他界しました。
どこか掴めないところの多い
不思議な人でした。
母とは私が結婚した後に熟年離婚しており、
最後は私と兄がよく病院に連れて行きました。
私は末っ子(次男)で、
家のことは兄の方がよく知っているのですが、
両親の離婚後や、
父が他界した後に兄や母から色々聞きました。

父が給料のほとんどを飲み代に使っていた事。
ほんとに家計が苦しかった事。

ふむ。

我が家では、
我慢=苦労=素晴らしい事
という図式が常に正解とされていました。

まぁ、正解ではあるのでしょう。

私が今になって問題だと思うのは、
「我慢」の理由です。
当時の我が家では、
我慢は素晴らしい事だから我慢しなさい。
だったわけですが、
これは違うんじゃ無いかと思うのです。
これはもう、
理由なき我慢でしかありません。

「すまん、金がないから我慢してくれ」
そう言われた方がよっぽど理解出来ました。


これ以上話していると、
「文句」になってしまいそうなので
早めに締めましょうww
先述しましたが親には感謝しかありません。
それはホントです。

会社を辞めると怒られる。
意見を言うと嫌われる。

我慢して居心地の悪い会社にいる事の
何が美徳なんでしょうか。
我慢して上司が引退するのを待つ事に
何の意味があるのでしょうか。

私は何だか微妙。
半分理解できるようで、
もう半分はクソ喰らえとも思っています。


何だか思いの外
辛気臭い内容になってしまいました。
次からはまた明るい話題でいきましょう!

今日もご安全に!

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