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今までの投稿作品のイメージソング振り返り②

 noteを投稿し始めて、1年経ちました! わーい(●´ω`●) 
 皆様、ありがとうございます!

 今回は久しぶりに投稿作品(小説)のイメージソングについて触れつつ、作品について振り返っていこうと思います。
 ②とあるように作品のイメージソングについて振り返ったのは5月以来なので、半年ぶりですね。
↓第1回目についてはこちら。

 作品を書く時は大体、イメージソングを決めて聞きながら書くのが私の執筆スタイルです(たまにないのが、ありますが)。
 よろしくお願いいたします!

作品とイメージソング一覧

『薄皮の下』

 こちらはmonogataryで募集があった「江戸川乱歩」をテーマにした短編小説。
 「夏」、「腸詰め」、「思い出」の要素も入れなくてはいけないというなかなか難しい小説でした。
 monogatary投稿後、誤字修正などを踏まえた改訂版をnoteに投稿しました。前後編に分けていますが、1万5千字程度のミステリー小説です。
 コメントにて「面白かったです」といただけて嬉しかったです。

 そんなどこか倒錯的な作品のイメージソングは、

 てにをはさんの『ヴィラン』で、天月さんが歌ったバージョンですね。
 作中に「乱歩という作家のことを」という歌詞があること、歌詞の内容が主人公にあっている気がしたので、この曲に。


『極楽蝶の送り人』

 幽霊と言えば人の形に見えるけれど、もし魂が別の形に見えたら?
 これは人の魂が「蝶」の形に見える人々が、葬儀を通して霊をあの世に送り出すお話。
↓あらすじ&エブリスタのリンクはこちら。

 こちらはエブリスタに投稿した作品ですね。そんな本作のイメージソングは……。

 想太さんの『いかないで』で、Souさんが歌ったバージョンですね。主人公は妹の魂を送り出したいと思いつつ、心のどこかで「いかないで」と思っている。
 そんな心境にぴったりだと思い、選びました。


『私たちのIF』

 「第三者には見えないイマジナリーフレンドを、もし実体化できたら?」という発想から生まれた心理学×SFシリーズの3作品目。
(1作品目は『心海探査艇ふろいと』、2作品目は『箱庭の心』)
↓作品全文はこちら

 実は書いた当時はイメージソングはありませんでしたが、その後にいい曲が見つかりまして……

 月詠みさんの『イフ』です。タイトルも通じる部分もあって、前向きな作品の内容にピッタリなので後付けですがイメージソングにしました。
 本当、個人的に「これしかない!」と思うぐらい歌詞が、内容とあっていたんですよね。


『悪夢を夢解く』

 会社のパワハラによって「うつ病」になり、引きこもりになった主人公が、バナー広告で見つけたのは「夢をレンタルする」仕事だった。
 彼が試しに毎日のように見ている悪夢をレンタルしたところ、何故か好評で──。
↓あらすじ&エブリスタのリンクはこちら。

  こちらもエブリスタ投稿作品。私もよく悪夢を見るんですが夢占いしてみると、意外と楽しいんですよ。
 さて、そんな本作のイメージソングは……。

 Nemさんの『夢喰い白黒バク』で、96猫さんが歌ったバージョンです。
 夢と言えば、架空の生き物「獏」ですよね。実は『悪夢を夢解く』にも登場するので、気になった方は是非読んでみてください。


『空高く昇る想い』

 雨を予測することができる巫女の血を引いた主人公が、化け狐の兄妹に頼まれて雨乞いをすることになる話。
↓あらすじ&エブリスタのリンクはこちら。

 こちらもエブリスタ投稿作品ですが、超・妄想コンテスト「雨音」にて「続きが読みたい賞」を受賞しました!
 優秀な姉にコンプレックスを持ち、素直になれない主人公のイメージソングは……。 

 ユリイ・カノンさんの『言の葉の綾』です。
 本作は化け狐の願いを叶えると同時に、主人公が自分を肯定して素直になる成長の話でもあるので。
 歌詞にもあるように、心の中でずっと思って言えなかったことを言えるように私もなりたいものです。


『ひとすくい』

 神々のお祭りに迷い込んだ小学生の主人公と、友人。そこには「ひとすくい」という屋台があった。そこですくえるのは、金魚ではなく「人の願い」だった。
↓あらすじ&エブリスタのリンクはこちら。

 前回の『空高く昇る想い』と同じく和風な本作。こちらは超・妄想コンテストにて優秀作品に選出されました。
 そんな『ひとすくい』のイメージソングは……。

 羽生まゐごさんの『阿吽のビーツ』で、メガテラ・ゼロさんが歌ったバージョン。夏祭りに起きた不思議な出来事、主人公とその友人が取った選択によって迎えた結末。
 少し世にも奇妙な話チックな雰囲気に合うために、この曲にしました。


『しゑン』

 煙のように「掴みどころのない人間」である私。そんな私が唯一執着するのは、目の前にいる先輩ただ一人。彼は人気作家で、私はそんな先輩のゴーストライターだった。
↓あらすじ&エブリスタのリンクはこちら。

 前向きな話を書いていると、暗い話を書きたくなる衝動が出てくる私です。
 タイトルの「しゑン」は、煙草の「紫煙」以外にも色々かかってます。そんな本作のイメージソングは……。

 Reolさんの『激白』です。愛する人へすべてを捧げ、先輩への執着心が曲の歌詞にあっていると思い選曲。
 曲のタイトルである「激白」とは、「人に隠していることを打ち明けること」。作中でも先輩への想いを打ち明けた主人公に待ち受けている結末は……。


『落とし物の帰り道』

 今日も多くの人々が行きかう駅構内。そこには人々が落とした物を人知れず、持ち主に返す「小さいおじさん」がいた。
↓あらすじ&エブリスタのリンクはこちら。

 「小さいおじさん」とは都市伝説上の存在で、10~20cmぐらいの大きさしかないそうです。そんなおじさんを主人公に据えた作品のイメージソングは……。

 稲葉曇さんの『ロストアンブレラ』です。初見で「傘を忘れた(失くした)曲かな?」と思ったため。
 実際に歌詞を聞いてみたらそういうわけではなさそうですが、曲のテンポが良かったので採用。


『蛾面舞踏会』

 生まれたときから、人の顔には「蛾」が張り付いている。それはベネチアンマスクのように目元を隠していた──。
↓あらすじ&エブリスタのリンクはこちら。

 お面のように蛾が張り付いていることから「蛾面」。そんな蛾面が常に見えることに辟易し、人との交流を避けていた主人公がひょんなことから「社交ダンス」をやることになるお話。
 そんな舞踏会という要素から選んだイメージソングは……。

 DATEKENさんの『蜜月アン・ドゥ・トロワ』で、ヰ世界情緒さんが歌ったバージョンですね。
 作中でワルツを踊るため採用しましたが、実際に「アン・ドゥ・トロワ」というのはバレエです……まぁ細かいことは気にせずにいきましょう!

終わりに

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

 以上がnote&エブリスタで公開している作品のイメージソングです。本当は応募している脚本にも、イメージソングがあるので紹介したいのですが……公開できなかったりするので、残念です。
 今月新作を投稿するかは未定なので、もしかしたら『蛾面舞踏会』で2022年は最後かもしれません。

 ですが、2023年も作品を投稿する予定なので……よろしくお願いいたします!

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