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【レポート】2024-25シーズンティップオフ記者会見(中)

滋賀レイクスは7月12日、メディアの皆様を対象に「2024-25シーズン ティップオフ記者会見」を開催しました。

原毅人代表取締役社長兼スポーツディレクター、中山太プレジデントオブバスケットボールオペレーションズ、眞庭城聖ゼネラルマネージャー、前田健滋朗ヘッドコーチ、選手を代表して野本大智選手と常田耕平選手が出席した会見では、新たな企業理念【LAKES STATEMENT】中期目標【LAKE UP 5 GOALS】であったり、2024-25シーズンの目標についても発表いたしました。

会見の内容を3回に渡って詳細にお伝えいたします。第2回目は中山PBO、眞庭GM、前田HCのコメントのレポートです。

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中山太 プレジデントオブバスケットボールオペレーションズ

来季の編成に関して、詳細は眞庭GMからお話しします。私が今シーズン大きく関わった選手の一人として、台湾出身の游艾喆選手は、現状台湾の国立政治大学NCCUに所属している選手です。今月、台湾で開催されてる第43回ウィリアム・ジョーンズカップにも出場することが決まっている選手です※。

※13日から大会が開幕し、游艾喆選手はチャイニーズタイペイ代表Bチームの一員として出場中

游選手に関しては、数年前からコミュニケーションを取ったり、プレーを見たりして非常にいい選手だと思っていました。日本でプレーしたいという意志表示があるし、選択肢がある中で選んでもらえるようにコミュニケーションを取り続けてきました。日本では馴染みのないプレーヤーですが、台湾で6冠している選手になります。高校2年と大学4年とずっと勝ち続けている選手で、ウイニングカルチャーの仕事を作っていくプロセスにおいて、非常にキーとなるプレーヤーだと認識していますので、期待をして皆さんの方でも優勝者のプレーを見ていただきたいなと思っています。
また游選手を起点として、台湾のバスケットボールファンの方をたくさんシガにもお呼びしたいと思っておりますので、そういった部分でも、この滋賀の地域経済であったり、地域社会の方に貢献を少しでもしていきたいなと思っております。そのあたりも期待をしてレイクスを見ていただければと思います。

今シーズン、しっかりとシーズン目標を達成できるように取り組んでまいります。今シーズンもよろしくお願いいたします。今季、チームの様々なKPIがありますが、その達成に向けて個人としてもしっかり取り組んでいきたいと思っています。

眞庭城聖 ゼネラルマネージャー

今シーズンからGMに出演しました眞庭城聖です。よろしくお願いします。

編成の説明をさせていただきたいと思いますけれども、僕が特に編成で意識していた部分は、前田ヘッドコーチが理想とするバスケを実現したいということを考えて進めました。一番コミュニケーションを取ってきたのは前田ヘッドコーチでしたし、彼がどういうバスケをしたいのかというところは、僕の中でも理解を深めないといけないなというところで、コミュニケーション量を増やして理想に近づけるメンバーというのを、最終的には僕は編成できたな、と感じております。

その中で主に3つほど要素を挙げると、1つが速い展開のバスケというところ、あとは3Pシュート、特に外国籍選手ですね。メンバー全員が3ポイント打てるというところ、全員がトランジションでボールプッシュできるというところですね、この3つはオフェンスの部分だと思うんですけど、これができる選手というのを集めたいと思っていました。
あと、前田ヘッドコーチは、オフェンスだけじゃなくて、ディフェンスの部分でも、かなり戦略があるヘッドコーチだと思うので、そこの部分でも、例えばピック&ロールのディフェンスなどですね。しっかり前からボールにプレッシャーをかけていけるような選手、これは日本人選手もです。外国籍選手も去年よりも平均身長は少し低くなるので、やはり平面のバスケットボールで運動量を生かしてポゼッションを増やして勝負していきたいというところで、このメンバーを編成しました。

あとは、編成以外の部分でも現場管理も僕の仕事になってくると思うので、ここは現場のコーチ、トレーナー、マネージャーとしっかり連携をとって、コミュニケーションレベルを上げていって、少しでもこの【3 UP CHALLENGES】を達成できるように、常に現場からウイニングカルチャーを醸成・構築していけるように頑張っていきたいと思います。

前田健滋朗ヘッドコーチ

皆さんこんにちは、そしてはじめまして、今シーズンからヘッドコーチを務めさせていただくことになりました前田健滋朗と申します。

まず、このような17年目を迎え、そして本当に熱い熱いブースターがいらっしゃる滋賀レイクス、そして、私は滋賀に引っ越してきて2週間近くになるんですけども、本当に素晴らしい街、本当に全国に誇れる街。滋賀レイクスとしてこの滋賀に関わらせていただく機会をいただいて、本当に嬉しく思っております。

私はヘッドコーチとして本当に大事にしていることがあります。プロのコーチとしてはもちろんバスケット面、チーム・クラブとして目標を追いかけていくんですけども、我々クラブがいかに滋賀の皆さんであったり、滋賀レイクスを取り巻く皆さんの日常をよりよくできるか、皆さんの日常で「昨日レイクスの試合すごかったね。あのプレーすごかったね」それが皆さんの会社であったり、小学校のお子さんがレイクスの話題を出していただく、そういった誇りを持ってもらえるクラブにしていく、そういうところが一番プロのクラブとしてのあるべき姿だと思っています。
その中で私はヘッドコーチとして、プロのコーチとして、誇りを持ってもらえるように、しっかりとコート上で皆さんを魅了するバスケットを展開する。そして一つでも多くの勝ちを重ね、そして今シーズンの目標一つ大きくありましたけども、全体の勝ち越し30勝以上というのをしっかりと目指してやっていきたいと思っています。

この滋賀レイクスは本当に今、このBリーグの中でも勢いがあり、ウイニングカルチャーというのをしっかりと築いているクラブです。これまで29勝が昇格チームの最多勝利記録(2023-24シーズン 佐賀バルーナーズ)だったと思うんですけども、それもその前のシーズンでB2で優勝していたチームです。我々にも大きな大きな可能性、そして力というものを持っていると思っています。今、この段階まで2ヶ月弱、多くのこのレイクスの皆さんと一緒に仕事をさせていただいているんですけども、本当に皆さん、プロフェッショナルで、本当に可能性が無限大にあるな、と考えております。

ですので、本当に皆さんを魅了する、本当に素晴らしいシーズンというのを、皆さんと一緒に作り上げて、皆さんと一緒に素晴らしい景色というのをこのシーズン見ていきたいな、と思っております。

今、眞庭GMからもお話があったんですけども、バスケットの方、皆さんもどんなバスケットをするのかな、というのはやはり興味をお持ちだと思うので、そこの部分を少しお話をさせていただきます。

相手の脅威になるオフェンス・ディフェンスを体現してほしい

先ほど、オフェンス面ですごく具体的なお話を出していただいたんですけども、やはり私が一番好む、そして一番バスケットとして魅力がある、試合に勝つことができるという部分に関しては、やはりまずはしっかりとディフェンスをする、相手に難しいショットを打たせる、自分たちのボールにする、そして展開の速いバスケットをしてアドバンテージのある状況、いわゆる数的優位だったりとか、相手がローテーションが起きている状況だったり、そういった状況の中で得点を狙っていく、そこを一番大事にしていきたいと思っています。

その中で、選手たちに求める部分としては、常に相手に脅威に感じられるオフェンス・ディフェンスをコート上で表現してほしいと思っています。そこに関しては、来週から個人のトレーニングだったりというところが本格的に始まっていきます。その部分で、まずはマインドセット、そしてそこからプレー、そしてパフォーマンスにつなげていって、チームの結果につなげていく、そんなプロセスの中でやっていきたいと思っております。

なので、皆さん、試合に関してはもう少し時間はあるんですけれども、本当に楽しみにしていただければな、と思っております。

私からは以上です。

今シーズンよろしくお願いします。

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(下)へ続く

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