見出し画像

【レポート】2024-25シーズンティップオフ記者会見(下)

滋賀レイクスは7月12日、メディアの皆様を対象に「2024-25シーズン ティップオフ記者会見」を開催しました。

原毅人代表取締役社長兼スポーツディレクター、中山太プレジデントオブバスケットボールオペレーションズ、眞庭城聖ゼネラルマネージャー、前田健滋朗ヘッドコーチ、選手を代表して野本大智選手と常田耕平選手が出席した会見では、新たな企業理念【LAKES STATEMENT】中期目標【LAKE UP 5 GOALS】であったり、2024-25シーズンの目標についても発表いたしました。

会見の内容を3回に渡って詳細にお伝えしてまいりましたが、最後となる3回目は質疑応答で語った、前田HCと眞庭GMのチーム作りの展望についてです。

ぜひ、フォローとLikeもお願いいたします。


前田健滋朗HCへの質問

Q.前田HCに、入団リリースのコメントで「塩のようなコーチ」と自らを評していたが、具体的にどのようにコーチになるのか?

【前田HC】「塩のようなリーダーシップ」というのは、記憶では私、自分から「塩のようなリーダーシップ」って書いた記憶はないんですけど(実際には原毅人社長兼SDのコメントに記載)、原社長にそのようにご紹介いただいたんですけども、「塩のようなリーダーシップ」を発揮していくということは常に意識をしています。将来的に、私が一番理想としているリーダーシップだという意識でいます。

どういったことかとお話しすると、皆さん、塩っていろんな使い方されると思うんですけども、例えば、料理をするときに味を整えたりとか。私はお肉を食べるとき、塩で食べるのが結構好きなんですけど、焼き鳥とか牛肉とか、そういったふうに塩が主役になるときもあると思います。汚れを取ったりと、盛り塩をしたりとか、いろんな状況で塩は使われると考えていますそ。
それと同じように、やはり私のヘッドコーチとしてリーダーシップとしてするべきことっていうのは、それぞれの選手の良さを引き立たせるとき、そして、それぞれの選手たちを整えるときには、やはりチームとして受け入れられないときというのは、しっかりそこを私がコントロールしていく。そういったように、その場その場、そしてその選手、選手、そして、チーム特徴に合わせて、そして状況に応じてリーダーシップを発揮する。そこが私の目標でもあるので、理想としている部分なので、そういったような形で「塩のようなリーダー」ということを目標にしております。

Q.まだ選手とはまだお会いはされていなと思いますが、今年の選手をどのように料理するのか?

【前田HC】料理するというと語弊があるかもしれないんですけども、一番最初に選手たちに会ったの、5月の末ですかね。スタッフの方も5月の末です。新規選手に関してはオンラインでそれぞれお話をしましたし、すでにこの滋賀の地でトレーニングしている選手とは会って話をしているというような状況です。それぞれの選手に本当に素晴らしい個性があるというふうに思っています。それこそ、外国籍選手から日本人選手の新規選手、そして既存の選手それぞれ、本当に輝く部分というのがあるというふうに考えております。

そしてそれというのは、B1の中でも際立っていく部分っていうのはたくさんあるというふうに思っています。なので、本当にそれぞれの選手っていうのがその強みっていうのを、コート上でしっかりと発揮できるように、そこを私が戦術戦略の部分で引き立たせるのもそうですし、彼らの可能性というのを高めるのもそうですし、あとは選手たちに、私の方からしっかりと求めて、そこのしっかりとしたパフォーマンスをするというのは、それぞれの選手の責任でもあるというふうに思っているので、そこを最大化していきたい。

そして掛け算ですね。私はそれぞれの選手を掛け算することによってチーム力が最大化されると思っているので、そういったイメージでいます。具体的なバスケット、じゃあどうことを展開するのかというのは、先ほど大枠としてはお話をさせていただいたんですけれども、より細かい部分に関しては、(最後の)選手が、それこそ3日ほど前に決まったので、ここからより具体的にしっかりと考えてそれぞれが引き立って最大化されるように考えていきたいと思っています。

Q.これまで様々な経験を培われていると思うんですけれども、ご自身の中で最も強みと感じている部分を教えていただければと思います

【前田HC】最も強みとしている部分…難しいですね。自分が持っているものを100%、120%、その一日、その場に全力を注ぐということは絶対的に私の強みかな、と思っていますし、どんな状況でもより良くなり続けるそのマインドをしっかりと私自身が持っている。そしてそれをチームに落とし込むことができるというのが私の強みかなと思います

Q.今シーズンからB1でまた戦うことになると思うんですけれども、ファンからも期待もあると思います。こちらに来てそれほど長くはないと思うんですけれども、どのくらいのファンからの期待を感じていらっしゃいますでしょうか?

【前田HC】今、私がヘッドコーチというポジションに就任させていただいて、ブースターの皆さんと直接顔を合わせてご挨拶する機会だったりとか、我々がバスケットをしているところを見ていただく場面というのがまだないというところですけれども、やはりこのレイクス、今の上昇機遇の高まり、そして今日こうやってお越しいただいて、今ご質問していただいたり、この先の未来に対してポジティブに質問していただいているということが本当に期待だと思っているのでなので、本当に皆さんの期待をしっかりといい意味で上回るものをしっかりと表現し、今シーズンしっかりとしたいと思っています。

眞庭城聖GMへの質問

Q.眞庭GMへ、昨シーズンの盛り上がりの中初めて観戦した方も多いと思います。この中で選手の顔を覚えたとか、この選手のファンになったというブースターの方も多いと思うんですけれども、今回の編成を見ると、半分以上の選手が変わっているということになると思います。そういったところで編成の考え方であったり、「大丈夫ですよ:とブースターに安心させるようなコメントをいただけないでしょうか?


【眞庭GM】
おっしゃる通り、キャラクターが強くて、何年かレイクスでやってたメインの選手も離脱したというのはあるんですけれども、ここに関しては前田HCの考えの一つでもあり、僕の考えている重要な要素というのもあるんですけれども、人間性の良さという部分は、このリクルートの部分でもかなり重要視していました。そういう意味ではこのシーズン、本当に人間性がいいというか、キャラクターもそれぞれ持っている選手も多いですし、何よりストイックな選手、プロ意識の高い選手というのが集まったな、と感じています。

特に外国籍選手は平均年齢でいうと高いですけれども、ここは本当に日本人選手が若く若返った分、外国籍そういうキャリアを生かしてほしいというところで人間性という部分を推していきたいというのもあります。日本人選手にも言ったんですけれども、やっぱりブースターを楽しませるファンを楽しませるというエンターテイナーとしての部分というのも、もっとみんなに意識してほしい、という話はしていまして、ここの部分は本当に選手だけじゃなくて、僕だったり、フロントとの連携というのもかなり大事になってくると思うので、ここは新たなキャラ発掘という部分も含めて、愛される選手というのにみんななってほしいと僕は思っていますし、なれる選手たちだとすごく思っているので、ここは本当に時間をかけて、パフォーマンスの部分とエンターテイナーとしての部分という両面で成長してほしいなというふうに思っています。

(終)


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!