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ハローワーク大津担当のキャリアコンサルタントの村川圭一です。

みなさまいかがお過ごしでしょうか。

「依存症」という言葉があります。

読み方は正確には「いそんしょう」。「いぞんしょう」でも間違いではないらしいけど正確なものではないみたい。

実はこの「依存症」。MacやiPhoneでは「いそんしょう」で変換してくれるけど、Windowsだと変換してくれない。

なのでWindowsのパソコンを使ってる人は「いぞんしょう」と読んでいるかもしれませんね。

さて、この「依存症」。やめたいけどやめられず習慣化してしまったものをさすことが多い。

昔は「中毒」という言葉が使われたいたように、どちらかと言えばネガティブなイメージで使われることが多いです。

例えばアルコール依存症。薬物依存症。ギャンブル依存症。スマホ依存症。SNS依存症。

これらの言葉をよく耳にすると思います。

お医者さんによる治療が必要なものもあり、抜け出そうとするのは大変です。

最近我が家でも、息子がスマホばっかいじってんなあと妻に言ったら「スマホゲームしながら言うことちゃうやろ」とツッコまれました。そうだな、ゲーム依存症だな。

身近なところにあるものですなあ。要注意です。

さて、本題に入ります。

転職活動中の方が陥りやすい依存症として、私は「求人検索依存症」を挙げたいと思います。

この言葉は世間一般に使われている言葉ではございません。いま私が思いついた言葉です。

なのでわざわざ覚える必要はありません。

だけどこれから言うことは肝に銘じておいてくださいね。できれば。

転職活動中って不安を感じることが多いです。

すぐにでも仕事に就きたい。生活のために稼ぎたい。

だけどできることってあまりありません。

これだけのことをやったら希望の仕事に就けるっていう基準が明確にはないし、採用基準は基本的に採用する企業によって違うもの。

だから希望する仕事をやみくもに探すことしかできない。

これは間違いなんです。

求人情報って1分1秒ごとに変わることなんてありません。ハローワークインターネットサービスで1日1回の更新。その他サイトだと1週間に1回の更新だったりするわけでしょ。

なのでやみくもに探すと言ってもそのタイミングでチェックするくらいでちょうどいいんです。

なので1日に何時間もパソコンやスマホでチェックする必要はないんです。

数分から数十分くらいで終わると思います。

だけどついついそのサイトに長居しちゃう。

ひょっとしたら自分に合う仕事はほかにもあるんじゃないのか?

たまに長居するくらいならいいんだけど、それが毎日のようになっちゃったら…。立派な依存症ですよ。

採用する側からすれば、求人検索ばかりに時間をかける人って能力がない人だと判断すると思います。

情報収集も大切だけど、もっと他にすることがあるでしょ。と。

応募書類を見直すとか(これもそんなに時間はかからない)、スキルを磨くべく本を読んだりするとか。

そういう人のほうが魅力的です。

スキルを磨くのであれば職業訓練の利用なども選択肢に入ります。

その際にはジョブ・カードを作成してキャリアコンサルティングを受けてみましょう。

もちろん職業訓練を利用するつもりがなくても、受けることは可能です。

パソコンやスマホとにらめっこしているよりもいいものが得られると思いますよ。

ぜひとも活用していただければと思います。

ハローワーク大津でお待ちしております。

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