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神戸の今、コロナと共に。


今週最も静かなのは金曜日であった。コロナ禍は特に求めてはいけないが、少々寂しくもある。そんな中、給付金プチバブルで浮かれてる店主が多いと聞いた。一時の余裕かも知れない。ただ、今は慎重に備える時だ。

さて神戸の話。東急ハンズと元町のラーメン一風堂とNHK上がってすぐのスターバックスネイバーフッド&コーヒー(東京、神奈川、神戸にしかなかった)が閉めるらしい。店の近くにも、和食店にブルーシートが掛かってたりする。2021年春のJRダイヤ改正を目標に、京阪神エリアにおける終電の時刻を30分ほど早める方向も発表された。表向きは線路保守作業のためとしているが、少なからず徐々にコロナ禍その影響を目にすることになる。

とは言え、それらの施設がこのマチや時代の流れにフィットしていたか否かはコロナとは別の話である。いずれにせよ再生は「神戸にしかない」らしさのある何かに変わって欲しい。何せ東急ハンズは生田神社の参道沿い。以前はキャバレーだったそうだからそれはそれで華やかだったのだろう。

特にハンズは独自の造り(フロアごとに中二階層)なので、あのまま使うにしても制約は多い。更地にして新たに何かを建てるにしても、神社へのアプローチを演出できるものになり得るか。ただ、待ち合わせのメッカ(古いな)がなくなってゆくマチは健全にも思えず、由々しき事態でもある。(神戸だけではないが、個人的にはアップルストアならちょっと嬉しい)

この全ての撤退が不況に重なったコロナのせいだと思うのは安直であろう。先述のように時流やニーズもある。ましてやテナント、借主の事情などもこちらには解らないものだ。しかしながらランドマークは必要で、目標、目印などはスマホのあるこの世には関係のないものだと思いたくもない。

待ち合わせのメッカ。「メッカ」とは、イスラム教徒が訪れる霊地のことで、転じて『そこに人が心を寄せる中心、あこがれの土地』である。

逃れようのない災い、禍が起きようともそこに在る。

そんな酒場になれるのなら本懐だ。

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