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対中国、韓国ビジネスの重要性(その2)

2020年8月16日

在日外国人への生活保護支給を止めたら人権意識の高い欧米諸国や、日本叩きの上手い中国で日本の自動車の不買運動が起きて、日本経済の息の根が止まると思います。

『いっそのことそうなったら良いと思う。』

残念ながら遠からずそうなるかもしれません😔。

(参考)
「日本の自動車メーカーの未来とイーロン・マスク」
https://note.com/shig_matsuoka/n/n9be0a1386913


国内の人権問題解決のために国際社会に頼らないといけないなんて、完全に発展途上国ですね。😔

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大体ネトウヨって簡単に断交とか言うけど、あの馬鹿たちは日本国日本郡日本村大字日本の畑の土の中で一生を終えるミミズみたいな奴らだから言えるんですよね。国際社会の中の日本ということをまるで考えない。国際社会の力や状況がどれほど日本に大きな影響を及ぼすかいうことが分からない。

1980年代の世界でぶっちぎりNo.1の繁栄を極めていた頃の日本と、今の没落した日本は豊かさという点では雲泥の差があるけど、国内にだけ目を向ければどうしてそんな差が出来ちゃったのか分からない。消費税のせいでは?と思うのも無理ないのかもしれない。

その違いは世界市場に目を向ければ一目瞭然です。1980年代のドル箱製品は、自動車、半導体、家電でした。そしてその全ての市場で日本のメーカーが勝ち組になっていたのです。半導体なんて世界シェアの80%が日本製でした。今は見る影もないですが。。
現代で言えば、GAFA(Google 、Apple、Facebook 、Amazon)、Huawei、Samsung、LG、Teslaが全部日本企業という感じでしょうか。。

このほどかように、国際社会、世界市場が日本の生殺与奪の力を持っているという話でした。。

ーー
ちなみにネトウヨが大好きな韓国との断交ですが、2018年の日本→韓国輸出額、韓国国内での日本企業の売上高、韓国からのインバウンド客の国内消費額の合計は約12兆円です。断交すればこれがなくなります。日産自動車の世界売上が12兆円くらいなのでこれが倒産したくらいの経済損失と言えるでしょう。

2018年の韓国からのインバウンド客は全体の24.2%でした。一番多いのは、これもネトウヨたちが大好きな中国からの訪日客で33.9%です。

2018年国別インバウンド客の割合
中国(香港含む) 33.9%
韓国 24.2%
台湾 15.3%
アメリカ 4.9%
タイ 3.6%
オーストラリア 1.8%
フィリピン 1.6%
その他 14.7%

インバウンドのみならず日本の中国への経済的な依存度は驚くべきものです。
2018年の日本→中国輸出額、中国国内での日本企業の売上高、中国からのインバウンド客の国内消費額の合計は75.6兆円です。これは国内自動車メーカー9社の合計の売上高74.9兆円を超えます。

中国と断交した場合の損失は日本から自動車産業が消滅したくらいです。

(対中)
輸出 19.7
日本法人売上 54.0
訪日客消費 1.9
合計 75.6

(自動車メーカー売上)
トヨタ 30.2
ホンダ 15.9
日産11.6
スズキ 3.9
マツダ 3.6
スバル 3.2
三菱 2.5
いすゞ 2.1
日野 2.0
合計 74.9

(数字は全て兆円)

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2020年7月21日

リプで感極まってるネトウヨたちには気の毒だけど、2020年1月時点で中国に進出している日本企業は、1万3646社だそうです。政府から貰った700億円使ってそこから87社が撤退したとして、まだ残り1万3559社もありますね。ネトウヨたち喜んでて大丈夫かな。。

2018年の中国での日本企業の売上合計は54兆円です。同じ年の日本から中国への輸出額の合計は19.7兆円。中国からの訪日客の国内消費が1.9兆円。全部足すと75.6兆円になります。これは日本の対外ビジネス全体の20%にもなります。つまり日本経済はこれだけ中国に依存しているということです。

先の対中国ビジネスの売上合計75.6兆円がどれほど巨額なものなのかと言えば、偶然にも国内の自動車メーカー全9社(トヨタ、ホンダ、日産、スズキ、マツダ、スバル、三菱自、いすゞ、日野自)の売上合計74.9兆円とほぼ一致します。

もし日本が中国とのビジネスを全てやめた場合、日本の産業の最後の砦と言われる自動車産業が消滅したくらいの経済損失があるということです。関連企業や下請け企業などを含めた影響を考えると恐ろしいですね。

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(関連)
対中国、韓国ビジネスの重要性(その1)
https://note.com/shig_matsuoka/n/n1f70c83c7b58