【本レビュー】ジョブ理論 クレイトン・M・クリステンセン
こんにちは、シフクです。
アクセサリーブランド、Faciata(ファシアータ)を運営しながらフリーランスでアパレルブランドをお手伝いしています!
きっかけ
この本は2回目だが、1回目読んだ時の自分が持っていた印象はジョブ型雇用のことが書いてあると思って読んでいた。しかし、他の方が書かれていたコメントが全く違ったので、あれ?と思い気になって購入しました。
目次を見て自分が間違っていて、マーケ本ということに気づき、あらためて今の自分の事業にてらしあわせながら読んでみたいなと。
ただ、分厚い本なので、つまんで読んでもわからないかもということで、chat GPTでポイントを絞ってもらったのですが以下でした。
目次と照らし合わせて見たところ、間違っていなさそうでした。これらを意識して本を読み進めていき、ボクが気になったところをピックアップしていきます。
顧客が新しいプロダクトを雇用する前にそれの前に何を解雇するのかを理解すること
新しい商品を買ってもらう時、今まで使っていたものの代わりとして使うことになるので、顧客の中で「捨てる」作業というのが起きる。(買い替え)
なので、自分達のプロダクトは何と置き換えられることになるのかを考えることがとても大切、というお話です。
確かに、ボクのブランドもアレルギーフリーという顧客解決をキャッチフレーズにしているので、単純に考えるとアレルギーになった人の買い替え需要というところになるのだが、自分のとこは他のアレルギーフリーのブランドよりも価格が高めなんですよね。
なので、買い替え層にはあまり響かないようにも感じる。実際の反応もそう。
どこと置き換えられるのか。もう1つ想定してたのは、インポート好きな人最近円安影響でインポート価格が上がっている、手に届かないので、その人たちの受け皿になればと思い作っていたのですが、思いのほかその層には刺さらず。(まあパイが少ない。。)
色々やってみて一番刺さったのは40〜50代のゾーン。
なぜその層が買ってくれているかがまだはっきりとわかっていない、そこをもっともっと掘り下げていく必要があるのだなと思いました。
解決するジョブではなく、プロダクトやサービスを自分たちの仕事と定義として捉えてしまう
これは事業を運営していく上での誤りになるのですが、プロダクトもできて売り上げを立てなければとなる段階になると、本来の解決しなければいけないジョブを見失ってしまい、もっとこうした方が売れるのではという方向に向かっていってしまいます。
これはほんとよくわかります。ボク自身もそうでした。売り上げが上がらないと運営存続の危機に陥ってしまうので、優先順位として売り上げを上げなめればいけないのはごもっともです。しかし本来の目的を忘れてしまったら本末転倒、何やっているのかわからなくなってしまいます。
なぜそっち(プロダクトやサービス)になってしまうのか、それは買ってもらえている=受け売れられていると思うからなんですよね。間違いではないと思います。間違いではないと思うのですが、確信ポイントからはずれていると思うのです。
なので、そっちに熱を上げてしまうとだんだんと的が大きく外れてあれ?売れないなあ、売り上げ下がったなあみたいになるのでは、と思います。
これは試行錯誤した結果の中でしかえられないことだと思うのですが、解決するジョブをしっかりとサイクルを回していく中でも見据えてそこに向かっていくアクションをしなければなと。
まとめ
今回のこの本では、書かれている内容の最初の方のこと、ジョブの設計部分の内容に終始してしまいましたが、ジョブの見つけ方やジョブの回し方なども他の章では書かれております。
本来であれば、何か事業を始めるタイミングで読むことをお勧めしますが、事業を回しながらでの修正はいくらでもきくとは思うので、読んでみて自分が気になったところを修正するところから始めたりしてみてはいかがでしょうか。
最後に告知
です。
ぼくが運営しているアクセサリーブランドのWEBサイトはこちらです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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