生きてるか死んでるかは巡ってるか否か〜イサさんとどんこさん
「今度、うちで革のバッグを出すのでそれを持った写真を撮らせてもらえませんか?」
ご近所のレディース服の店、アナベルのイサさんから連絡があった。
コロナが流行り出してすぐ、イサさんが思ったこと。「なんかまずい、この空気、長引きそう。」
地元から出ないからお買い物は地元で済ますよね
↓
地元を知ってもらう良い機会じゃないか!
と、イサさんがいつもWeb版に手記をかいている雑誌の編集の方にすぐに相談したのだと言う。
たまプラーザに店を構える店主達に、バッグを持ってもらい写真をとり、その店の紹介をしたいとの連絡をもらった時、この人は神様なのかしらと思った。ジーザス。
↑よく見るとガラスにジーザスが映り込んでるバージョン
ほぼ同時に、たまプラーザのお店を紹介するカードも出来上がったよとローカルのヤダさん。なんて素晴らしいタイミング、ヤダーん。
生きているか死んでいるかの違いは巡ってるか巡っていないかだと思う。
その流れの大切さをイサさんは一瞬で感じとる人なんだろうな。
僕ね、何も考えてない人なの。
とイサさんは言うが、それは沢山沢山考えた人にしか言えないこと。しびれるわー。↓イサさん
私たち夫婦の間で、いつか会いたい芸能人リストなるものがあるのだが、その中にどんこさんは入っているのである。どんこさーん!!!
どんこさんの飼い主さんたちは、お店の奥にある刺繍Tをきゃあきゃあ言いながら見てる。話しかけてみると、あれよあれよと言ううちに、どんこさんの刺繍Tを作ろうということになった。なんなんだこの展開。
どんこさんは元々保護猫であることもあって、この刺繍Tの売り上げの一部を保護猫活動をしてるにゃんこルームさんに寄付をしようということにもなった。
にゃんこルームさんは個人でアパートの一室を保護猫のために借りて世話をしているのだという。願ったり叶ったりの話。
どんこTがお店に並んでから程なくして、アナベルのイサさんが来た。すすすすすと、奥の刺繍Tの方へ向かい、ニコニコしながらどんこTをレジに持ってきた。
これ、イサさんが着るんですか?
え、僕が着ますよ。まあ、娘にとられちゃうかもしれないけどね。
まじかよーーーーーーーーー!
きゃあきゃあきゃあ。ジーザスっ。
何を隠そう、どんこさんの飼い主さん達は、イサさんの手記をみて、たまプラーザの店々を見に来たという。そこから生まれたどんこTをイサさんが着てるというなんという巡り合わせ。
お店を開けて、これから頑張るぞって時に、コロナ禍。ざーんと人の流れが止まって、さてどーすっかなーと思った時にこんな展開。
1人じゃないって、素敵なことね。
人生って本当に面白いな。
たまプラーザは今日も至福の時間に溢れておる。
#どんこ #猫#ねこ#アナベル
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