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インシデントは繰り返す?サイバー攻撃の流行り廃り
こちらのnoteは、セキュリティ専門家松野によるニュース解説ラジオ「今日の10分セキュリティラジオ」3月27日の放送内容を一部抜粋しご紹介します
・今回の解説ニュース
・本物のページに改ざん、誘導されない対策はある?
・インターネット上の事故にも流行り廃りはあるのか?
今回の解説ニュース
ホームページが改ざんされたことで、別のWebページに誘導される被害が発生したということです。意図せず別のWebページへ誘導されないための対策や、サイバー攻撃の流行り廃りについて説明します。
今回のインシデントでは、不適切なWebページに誘導されるようホームページが改ざんされてしまいました。原因として、第三者からの不正アクセスが挙げられています。
対策として、改ざんされたページを削除し、復旧作業を実施しています。再発防止策として、今後はセキュリティ対策を一層強化するということです。
本物のページに改ざん、誘導されない対策はある?
不適切なサイトへ誘導されないための対策として、クリックする前にリンクにカーソルを合わせて、ブラウザの下側に表示されるURLが目的のドメインと一致しているか確認することができる場合があります。
ホームページの一部が改ざんされて、不適切なWebページへ誘導される場合、多くは攻撃者が用意した別ドメインのホームページへ誘導されます。つまり、今アクセスしているホームページとドメインが異なりますので、怪しいなと思ったらクリックする前にマウスのカーソルをリンクに合わせて、ブラウザの下側に表示されるURLのドメインを確認するようにしましょう。
ただし、マウスのカーソルをリンクに合わせただけでは、URLが表示されないように制限しているホームページもあります。その場合は、そもそもそのような制限しているサイトは悪意を持って改ざんされている可能性を疑い、アクセスせずにブラウザを閉じることをお勧めします。
スマートフォンでホームページを閲覧している場合は、リンクを長押しすると表示されるダイアログから、リンク先のURLを確認することができます。あとはパソコンのブラウザと同様に、リンク先のURLが目的のドメインと異なる場合は、十分に注意するようにしましょう。
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