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公的機関を騙るフィッシングに注意喚起、個人情報を守るという意識を

こちらのnoteは、セキュリティ専門家松野によるニュース解説ラジオ「今日の10分セキュリティラジオ」5月26日の放送内容を一部抜粋しご紹介します

・今回の解説ニュース
・一見本物と見分けがつかない?偽サイトへの誘導手口
・もしフィッシング詐欺と思われるメールやサイトを開いたら

今回の解説ニュース

国税庁のフィッシングサイトについて、注意喚起が出されています。国税庁がVプリカの情報を求めることはないので、騙されないようにしましょう。今回は、フィッシング詐欺を見抜く方法や、個人情報を入力する際に気を付けるべきポイントについて説明します。

今回の注意喚起は、国税庁を騙ったフィッシング詐欺について、フィッシング対策協議会から発表されています。個人情報やVプリカ発行コード番号等の入力を促すフィッシングの報告を受けているようです。現在、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中ということです。

一見本物と見分けがつかない?偽サイトへの誘導手口

公的機関を騙ったメールなどへの対策として、正しいURLにアクセスできているか、確認することが必要です。

例えば、リンク先のURLが目的のWebサイトであるか、確認することが必要です。様々な方法がありますが、パソコンであれば、URLのリンクを右クリックしてリンクのアドレスをコピーするか、スマートフォンであれば、リンクを長押しすると、Webサイトのドメインを確認することができます。

ただし、フィッシングサイトによっては、アルファベットのoを数字の0にしたり、アルファベットの大文字Iを小文字のlにしたりして、見間違えを誘発する手口もあるので、注意が必要です。

また、メールに書かれているリンクはクリックしないことが簡単かつ手堅い対策になるかもしれません。リスクのある行為を日常から排除することで、常にフィッシング詐欺への対策を維持することができます。君子危うきに近寄らず、ですね。

その他のトピック

もしフィッシング詐欺と思われるメールやサイトを開いたら
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