J-CAST コラム炎上 本当にやばいのは編集側

2022年05月26日12時00分に配信された、J-CASTトレンドのあるコラムを巡って炎上騒ぎとなっている。

はつめ大興奮「歴史的な快挙」 「ZETA」世界での偉業を解説します

記事自体は、FPSゲームであるValorant の世界大会にて、ZETA DIVISIONの偉業を紹介するもので、対談形式をとる記事だ。

炎上自体の理由は、はつめ氏の不用意な発言、知識不足・誤認が原因だ。
それについては、本人が謝罪ツイートを行い、当該記事も修正が加えられた。


正直なところ、はつめ氏の発言は知識不足が原因であり、CSGOを低く評価する発言も事実をちゃんと認識していればなかった可能性が高い。
それについては、平謝りで済む問題だ。炎上といっても謝ってそれでおしまい。

それでいい。

参考


それよりかは、編集のほうが問題だと考えている。

記事掲載前に気づけていないところである。


対談形式での対話内容を尊重した。

といえば、聞こえはいいが、それでは編集の存在意義はない。

下の画像は、当該記事末尾に記載された内容だが、大幅に改変されている。


個人でやっているものならともかく、連載シリーズとしてやってもらい、それでビジネスをしているのであれば、このように炎上してからの修正は、編集側の無責任な話だ。

対談形式を尊重しつつも、編集側で
* ~~~

のように、コメントを足すことは可能のはずだ。


編集の仕事・責任ということで、調べていたら出てきたページ。


何を伝えたい原稿なのか、誹謗中傷のチェック、事実誤認の有無が語られている。
正に、自分と思っていた内容のことである上に、色々考慮しなければならないことが多い世の中。編集の手で、本来のものとかけ離れたものに改悪されること、誤った印象を与えることはだめだが、

編集の仕事、あるべき姿はこうなのではないのか。


もしかしたら、eスポーツに対して理解ある人間がメディアの中には少ないのかもしれない。
だとすると、今後もこのようなことが起こりうる。
それでは、メディアの意義は?


SNSなど、メディアを通さない伝達手段が主流派になりつつある。
J-CASTはeスポーツ専門ではない、普通のネットメディアだ。ただ、これではeスポーツ関連の話で、J-CASTの記事を読もうとはならないのではないか。

今回の件、私の好きな野球で言えば、ワイルドピッチだ。
(ピッチャーが投げた球が逸れ、キャッチャーが取れず後逸してしまい、ランナーが進塁すること。バッテリーエラーになる。)

ピッチャー(ここで言う、はつめ氏)も悪いが、キャッチャー(ここで言う、編集部)が止めきればエラーにならなかった。

止めきれないために、バッテリーエラーとして炎上となったのだ。



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