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スーパーの青果部で学んだことがスタートアップで活かせた

はじめに

私自身現在2社目のスタートアップで働いています。前回は3年前に「IT教育」の会社で、今回は今年8月から「IT×障害者支援」の会社です。

スタートアップって凄く疲れるし、凄く大変です。だって何が起こるか分からないし、何を作っていくのかもあまりよく見えないから。

だけど、メチャクチャ面白いと思っています。毎日何が起こるか分からないし、何を作るかを考え行動できるから。

自分みたいな落ち着き無くて、毎日同じ繰り返しの仕事では飽きてしまう人にはドンピシャです。それに、この仕事誰でも出来るってなると「自分がやる必要なくない?」なんて思ってしまうんですよね、アラフォーの自分ですが落ち着き無くてアホの極みかもしれません。

そこで最近ふと思ったことがあり、これって私が昔いた会社である
「スーパーの青果部の頃と同じでは?」ってところです。

それにはいくつか共通点があり、ちょっとまとめてみましたので読んで頂けると嬉しいです。


私が思った【スーパーの青果部で学んだことはスタートアップにそのまま活かせる】というところを5つご紹介させて頂きます。

1:アジャイルでチームを動かす

2:スプリントを重ねる

3:即断即決即実行が求められる

4:リーンスタートアップ

5:UIUXが大事


1:アジャイルでチームを動かす

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先ずアジャイルとは?ってところですが、

アジャイル・・「俊敏な」「すばやい」という意味の英単語で、要求仕様の変更などに対して、機敏かつ柔軟に対応するためのソフトウェア開発手法。従来は、要求仕様を満たす詳細な設計を行ったうえで、プログラミング開発や試験工程に移行するウォーターフォールモデルと呼ばれる手法が主流だったが、この方法では、開発途中での仕様変更や修正が困難で、技術革新や企業環境の変化に即応することが難しくなった。アジャイルでは、仕様や設計の変更があることを前提に開発を進めていき、徐々にすり合わせや検証を重ねていくというアプローチをとる。
参照・・・こちら

メチャクチャIT系の用語だらけでチンプンカンプンだったらすいません!私が思うアジャイルはサッカーで言えば「バルセロナ」の様な流れるパスワークや、0トップ(フォワードがいない)サッカー的なところです。

つまりゴールはフォワードでなくて誰でも決めてよいし、GOALを決める目標のため各自がベストなプレーを心がけるというところですね。

昔ながらの会社って凄く役職、職種などで分けられていて、各自のやることが決まっていました。だけどスタートアップって1人何役もこなさないといけなくて「これは俺の仕事でない!」とか言えないですよね。

青果部も同じで、ある程度役割は決めるものの、皆が迅速に対応できるよう行動するんですよね。それが私には凄く染み付いています。

例えば野菜担当の人がいてその人に果物の質問をお客様からされたら、イチイチ果物担当の人を呼んで説明するのではなく、野菜担当の人が説明をします。そこで野菜担当で無理となったら、野菜担当の人を呼ぶ、もしくは別の方を呼ぶなど俊敏に対応する能力が求められます。そんなの当たり前だと思うかもしれませんが、実際そうなってないのが従来からの会社組織だったりしますよね。


2:スプリントを重ねる

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アジャイルに続いて、またスタートアップ的な用語が出てきましたね(笑)

スプリント・・・スプリントは定められた期間内に特定のユーザーストーリーのセットを実現し、動作する機能を生み出す時間枠を意味する。 スプリントを計画する際は、ビジネス顧客または製品所有者がユーザーストーリーの優先順位を指定し、開発チームは特定のスプリントのスコープ実現に責任を負う。
参照・・こちら

これまた難しいですが、要は毎週決められて日の時間までにTODOを行い、それをメンバーの皆でレビューすることですね。

スタートアップで言えば開発や現状のTODOを可視化させて、逐一皆で歩幅を合わせるとかそんな感じです。そして青果部もそうで、毎日の様に相場や天気が変わる状況だと常に変化が求められます。それをちゃんと皆で定期的に情報共有しあって、あまりブレさせないようにする必要があります。


3:即断即決即実行が求められる

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この即断即決即実行って、今の現代社会ではメチャクチャ重要だと思います。特に小さはスタートアップなんて、考えてる暇すらないのではと感じます。小さな失敗を沢山重ねて成功を目指すことはもちろん、判断が遅いとすぐに大手企業や他社から追い抜かれれるでしょう。

これは青果部も全くそうなんですよね。例えば市場に行って良い品がありました、正直その場で「買う」と決めないと他者からその品を持ってかれます。それに先程相場や天候が刻一刻と変化するといいましたが、そういう状況で来週まで待ってというのは基本ありません。

だからこそスピード感持って即断即決即実行がスタートアップも青果部も重要となってくるのです。


4:リーンスタートアップ

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また難しい単語が出てきましたね、すいません。

リーンスタートアップ・・事業の立ち上げに関する方法論のうち、仮説の構築、製品の実装、および軌道修正、という過程を迅速に繰り返すことによって、無駄な無価値な要素を最小限に抑えつつ素早く改良を続け、成功に近づく、というビジネス開発手法である。
参照・・こちら

スタートアップでは、素早いPDCAを回すことが求められますし、100%完成されてからモノを出すのではなく、先ずはベータ版で良いので市場に出して市場の反応を見て作り変えていくことが必要です。平たく言えば試しながらやっていきましょうってところですね。

青果部も同じで、新商品なり季節商品度を扱うことが多いのですが、そうなるといきなり大量に仕入れて販売をスタートさせるのではなく、先ずはお試しで取り敢えず販売してみることが必要です。それに展開場所も毎回決まった場所ではなく、お客様の流れや動線によって売上も変わってくるので、とにかく試してみることが重要なんですよね。


5:UIUXが大事

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こちらので最後の難しい言葉にいなります。

UIUX・・「Interface:インターフェイス」は「境界面、接点」と訳せます。
つまり、UIは「人とモノ(主にデバイス)をつなぐ窓口のようなもの」です。「Experience:エクスペリエンス」が「体験、経験」と訳せるように、UXは「人がモノやサービスに触れて得られる体験や経験」のことです。
参照・・こちら

簡単に言うと「UI」が見た目で、「UX」がその体験ですね。そこで想像して頂けると、スタートアップとしてスマホのアプリを販売しているとします。UIがいいとなると、使い勝手言い訳でストレスなくサクサク使えますよね。UXが良いと、満足してまた使いたくなるわけです。

これを青果部で言うと「UI」が売り場やPOPで、UXがその青果部で買って満足したかどうかです。いいUIの売り場だと、買いやすいし迷わないからたくさん買ってくれます。いいUXの売り場だと、買った物も良いし、食べて美味しくてまた買いに来た来るんですよね。


まとめ

1:アジャイルでチームを動かす

2:スプリントを重ねる

3:即断即決即実行が求められる

4:リーンスタートアップ

5:UIUXが大事

まさか全く正反対の両者である「スタートアップ」「青果部」ですが、こんなにも共通点があって驚きです。

今の私がスタートアップに関われて、毎日楽しいなと思いながら働けるのはスーパーの青果部で汗水たらしながら働いて来たからだと思い、その経験を誇りにすら思えました。


さいごに

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

スティーブ・ジョブズが前に言った「行動しているとそんな気にならなかったことが後々役立ってくる」それと凄く似ているなと私は思いましたね、おこがましながらですが(笑)


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