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好きなこと得意なことを行ってもらう方がリモートワークでは仕事も組織も上手くいく

最近大雨、それに地震も続いており、コロナの次は天災なのかと毎日生きるのにドキドキが続いています。

仕事に行くのも命がけ?となると、やはり「リモートワーク」がもっと主流になるべきかなと。

リモートワークをコロナ禍だけの一時的なものにせず、働き方の変革となればこれほど嬉しいことはないと思っています。


はじめに

わたしが現在働いている「福祉」という業界でもリモートワークは少しですが、広がっています。

「福祉でリモートワーク?」

ってよく言われるのですが、やってみると意外と出来ました。リモートワークによりパフォーマンスが上がった部分もありますし、逆にマイナスだなという部分もありました。

しかしこの情勢を考えると、リモートワークの方が総合的に良い部分のが多く、リモートワークとリアルのハイブリッド型が福祉では理想だと感じます。

わたしがやっているのが障害者福祉ということで、障害者の方を就労に結びつけるのが主な仕事になります。だからこそリアルでないといけない部分も少なからずあり、そこはリアルで。その他はリモートワークの方が、職員も利用者さん(障害をお持ちの方)もやりやすいというところです。

そしてそのパフォーマンスを出すためにも、しっかりと組織体制を整えないといけないよな。って考えていたところに、日経COMEMOさんの今回のお題「#リモートワークで成果を出す組織とは」がくるという。

なんとまあ、良いタイミングでと。思ったことでこのnoteを書いております。


福祉でリモートワークする一番のハードル

福祉というITが遅れている業界でリモートワークをやろうとするには、かなりハードルがありました。何かって言うと、「意識」です。ここさえ突破すれば、もともと福祉×ITをうたってる自分の会社なのでSlackやZOOMやクラウド関係のサービスは全く問題有りません。

それに利用者さんもIT関係で就労をしたいということなので、それらツールもあっという間に覚えて使ってくれます。だからこそ「意識」だけなのです。

この意識は昔から福祉をやってる層に根深くありました。わたしは昨年より新規立ち上げではじめての福祉なので、どちらかといえば常に客観的に見れる立場でもあるので、福祉でITが遅れている理由も一目瞭然でわかりました。

まあそれが「意識」なのですが、意識って徐々に変えるというよりも、強制的に変えて、新しいことに慣れてもらうことでそれが当たり前になり、同時に意識も気づいたら変わっている。という方が良いです。

少々荒っぽいかもしれませんが、そうでないと意識なんて変わりません。

また、ビックリしたのはお役所さんです。一番「意識も低く」リモートワークするにあたってネックかなと思っていたのですが、お役所側も今回のコロナ禍で切羽詰まっていたのか、リモートワークへの切り替えに関してはすごく前向きでした。しかし市として「前例がない」ということで、その前例づくりとして一緒に進めさせてもらいました。

弊社でしたことを前例として、他事業所へ展開してくれたことで特別こちらに恩恵はないですが、第一号としてとても気持ちの良い気分でした。関わってくれた全ての皆様、ありがとうございます!


福祉×リモートワークで良かったこと、悪かったこと

今回リモートワークを福祉業界でやってみて良かったことは、

・出来るんだという意識が生まれた
・やってみてメリットデメリットがわかった
・リモートワークをしたという経験が利用者の就労を後押し出来る
・どうしてもリアルでのコミュニケーションが必要な部分がわかった
・SlackやZOOM、グーグルなどのサービスを皆で使えた
・仕事が出来る人と出来ない人が見えた

ことかなと思います。逆に悪かったことは、

「思いつきません」

ですね。つまり挑戦したことが全てプラスへと変換できたということになります。もちろん「家のほうが良い」という利用者さんが数名いた事は悪い方にいくかもしれませんが、そこもやってみてわかったことなので充分にプラスと考えられます。

ですが顕著に出たのは「仕事が出来る人と出来ない人」の差。この差をリモートワークを行う上で組織で埋めていく必要がやはりあると感じました。


#リモートワークで成果を出す組織とは

ではリモートワークで成果を出す組織とは、どんな組織なのでしょうか?

私自身の今回のリモートワークの経験から思うのは、

「新しいことが好きな人には新しいことを行ってもらい、もともとある仕事が好きな人はもともとある仕事を行ってもらう」

ことだと思います。

今回のリモートワークで言えば、新しい取り組みを出来る人はリモートワーク推進や導入などで機会を与えて行ってもらい、新しいことに躊躇してしまうが、もともとあった固定化された仕事で結果を出せる人はその仕事を中心的に行ってもらう。

それにより組織のパフォーマンスが最大化しやすいということです。

「誰でもなんでも出来る方が良い」という経営者の考え想いもわかりますが、得意でないことをさせられ病んでいくことを踏まえると、好きなことを得意なことを好きな人得意な人に行ってもらうほうが皆幸せです。

リアルでもそうですが、リモートワークになるとあきらかにその仕事の出来る出来ないが顕著に表れていたからです。


まとめ

好きなこと得意なことを、それぞれ見極めて行ってもらう組織づくりがリモートワークでは重要だと感じています。

そうでないと、無理に行ってもらうとパフォーマンスがハッキリわかってしまい、出来ないことをやってもらうことによりパフォーマンスどころか気持ちもだだ下がりしてしまうからです。

自走できる組織作りが重要だと思うので、リモートワークではしっかりとマネージャーが個人の能力や力を見極めて割り振りする必要がリアルより圧倒的に高まっています。

福祉という古い業界だからこそ、それがより明確にわかりました。でもこれは福祉だけではなくどの業界でもいえることでしょうから、マネージャーの人を見る力量も図られるのがリモートワークの良いところでも有り、怖いところでもありそうです。


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