沢山失敗したから結婚10年経っても楽しくやれている
先日、今そこそこ話題になっている【「産後クライシス」調査でわかった妻の本音 夫婦仲が悪化する原因は? 夫が理解すべきこと、社会全体でやるべきことは?】という記事を拝見させて頂いたことで、【どうして結婚10年過ぎても妻と仲が良いのか】なんて、ちょっとカッコいい話を書かせてもらったのですが、今日はこの逆バージョンを書かせてもらおうと思います。
はじめに
それは私の結婚生活での失敗談です。今のように結婚に関して前向きな考え方が出来るようになったのも、上手くいったという反対の失敗してしまった話があるわけなのですよね。それも失敗らだけのです。
ぜひこの私の失敗をご参考に、より良い夫婦生活を営んで頂けるととても嬉しい限りです。多少なり暴露させてもらったかいがあるというものでしょう。
失敗ばかりしたからこそ今でも結婚生活を楽しめている10のこと
①【やった気になっていた】
②【求められているのは男料理ではない】
③【掃除の基本を知らなかった】
④【「うんうんうん」では駄目】
⑤【買い物は重いもの】
⑥【大金より小銭】
⑦【目に見えない家事】
⑧【たまには女性になる】
⑨【家庭内マネジメント 】
⑩【妻だけと結婚したわけではない】
と以上のようなことを自身で失敗として経験したからこそ言えることでもあります。結婚して今年で13年ですが、本当いろんなことがありました。辛いことも、楽しいことも。でも全てが経験でした。
これらの経験があったからこそ、今があります。結婚して、こうやって続いてて良かったと言える今があります。
どうせというと語弊があるのですが、続けるなら続けてて出来る限り失敗が少ないほうが良いです。私がお伝えさせて頂いたことにより、少しでも決ん生活が良くなれば幸いです。
①【やった気になっていた】
なんでもそうなのですが、やった気になっていたんですよね。
絵本の読み聞かせに、おむつ替えになんやらかなやら。でもやった気になっていただけで、全く出来ていなかったという。
こういうことって最初はとても多いです。それに特に男性は多い傾向にあるのではないでしょうか。
仮面ライダー!ウルトラマン!なんて、何でも出来そうな気に男性はなりがちです。注意すべきはやった気になるだけでなく、ちゃんとやることです。
今やっていることを本当に出来ているか、今一度確認するべきだと思いますね。少しずつでも良いです。振り返りながらやってみて下さい。昨日よりも出来ているあなたがいます。そうなればやった気ではなく、やったことになります。
②【求められているのは男料理ではない】
男性って料理を作ろうとすると、どうしても凝ってしまう料理を作りたくありませんか?
オシャレな料理とか、それに無駄にお金がかかる料理とか。でもそもそも誰の為に作るのでしたっけ?そうです、妻や子供、家族に作るわけですよね。
となると簡単です。見た目がどうとかよりも、食べやすい料理を作るのが良いわけです。家族の調子や食べたいものを聞いた上で作るのです。
家で料理をよく作ってくれる女性は、そうやって周りのことを考えて料理を作っているわけですよ。自分の作りたい料理を作っているわけではないのです。自分が作りたい料理なんて、3日も作れば疲弊してきます。
きついときに、スパイスの効いたカレーよりも、あっさりしたうどん。凄くお腹が減っているときに、小技を聞かせたパスタよりも、沢山食べれるお鍋とかですかね。
家庭で作る料理は、家族のために作るということを肝に命じて下さい。もちろんお財布とも相談が必要です。
③【掃除の基本を知らなかった】
男性の人って、掃除と言えば、学校での掃除とか、後は大掃除とかを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
でも実際に大事なのは日々の掃除です。毎日毎日、コツコツやり続けるのが掃除なんですよね。
でもそれを知らずに結婚生活がスタートするとどうでしょう?
家は散らかり放題で、奥様は大変です。そこで掃除を始めます。だけどそれまで自分の居場所しか掃除してこなかった男性は、掃除が出来ません。つまり基本を知らないんですよね。
だって結婚すると掃除は自分の身の回りだけではなく、リビングとかそれこそ庭とかもあるわけですよ。掃除の基本を知らないと大変なことになります。そのためにしっかりと掃除に取り組みましょう。
ちなみに、準備から最後のごみ捨てや後片付けまで掃除だってことは忘れては駄目です。ここが一番女性から注意されるところですね。
④【「うんうんうん」では駄目】
女性と話すときに、女性は男性よりも比較的に話が長くなりがちです。そこで「うんうんうん」という返答だけでは満足してくれません。
しないよりかはしたほうが良いのですが、「うんうんうん」だけでは駄目なんですよね。
ではどうすれば良いのか?
簡単です、「うん」「えー」「ほー」「おー!」など、返答に変化をつけるだけで全く状況は変わってきます。
それが慣れてくれば大丈夫です。早速挑戦してみましょう!
⑤【買い物は重いもの】
よく男性は「専業主婦の妻は日中買い物行ってていいよね」なんて言う方がいます。私は「アホか!」と言いたくなります。
知っていますか?買い物、メチャ重いんですよね。特に自転車で買い物行って家に帰るとしても、重くて転びそうになってしまいますよ。
嘘だと思う方いたらぜひ先ずはやってもらいたいですね。
それがいくら電動補助付きの自転車でもです。特にお子さんを後ろに、買い物袋を前に乗せて走るなんてかなり至難の業ですよ。
男性の私でもかなりキツイものです。なので仕事の帰りにでもお土産を買って、奥様の日頃の重労働を労ってあげて下さい。買い物を簡単だと思わないようにしましょうね。
⑥【大金より小銭】
車に大金かけて、日頃の小さい買い物は気にしない男性の方多いですよね。もちろん女性でもそういう方もいます。
でも、夫婦生活始まって独身時代のように毎日のコンビニ通いは止めましょう。だって、同じものでもスーパーやホームセンターの方が圧倒的に安いですからね。
それを月トータルすると、かなり変わってきますよ。なので日頃の小銭を大切にして、小さなことで揉めない夫婦生活を送りましょう。
節約とか、慣れてくると楽しいものですよ。特に男性なんて、ドラクエとかのゲーム感覚で出来ますからね。小さなことを面白く行うのは、男性の得意分野ではないかと思っています。
⑦【目に見えない家事】
私が理事をやっているファザーリング・ジャパン九州では「名も無き家事」というのですが、家事って「掃除」「洗濯」「料理」以外に、とても重要な目に見えない家事が山のほどあるのです。
例えば「シャンプーの詰め替え」とか、それに「トイレットペーパーの補充」とかですね。「ポストの確認」や「エアコンのフィルターメンテ」とかもそうですね。
もう言い出すときりないほどあるのです。これ知っていましたか?というか、やっていますか?
ちなみに誰がやるのでしょう?
そうあなた以外の誰かです。誰もやらなかったら。。。怖くなりますよね。誰かはやっているのです。この目に見えない家事を!
ぜひこういった小さなところからスタートされて見て下さい。きっと誰もが驚くはずですよ。
⑧【たまには女性になる】
男性は男性なので、別に容姿を変えろってことではないです。言いたいのは、女性からの視点に立つことです。
例えばトイレの便座とか。小便を立ってすることの多い男性は、そもそも便座を閉じる習慣すらありません。
女性はどうでしょう?全員とは言いませが、トイレを使用した後は便座を下げている方が多いと思います。
つまりそういった意味からも、女性視点にたまには立つことも重要だってことですね。
⑨【家庭内マネジメント 】
マネジメントってご存知ですか?
マネジメント・・直訳すると「経営」「管理」などの意味を持つ言葉です。 具体的には、組織の目標を設定し、その目標を達成するために組織の経営資源を効率的に活用したり、リスク管理などを実施する事を言います。
参照・・・こちら
通常ビジネスシーンでよく使われる言葉なのですが、これって家庭でもすごく重要な部分です。逆を言えば、家庭でもマネジメント出来ていないのに、全くの他人ばかりいる会社でマネジメントなんて出来ないであろうというのが持論でもあります。
私はここを怠っていたわけです。家庭をマネジメントする必要があり、誰かはしなければいけないのです。でないと、家庭は回りません。ここを奥様任せにしていませんか?出来れば旦那である男の役目ではないかと考えます。
であれば、しっかりと「マネジメント」について学び、それを家庭で活かすことで家庭が凄く回りだします。
⑩【妻だけと結婚したわけではない】
結婚するなるとパートナーである妻とは結婚するわけですが、ここは実はそれだけではないんですよね。妻だけではないってことです。では誰か?ですが、そう妻のご家族です。
お父様、お母様はもちろん、兄弟、それこそ親戚の方も含みます。私はここで失敗をしました。
妻だけだとすぐなんとかなることでも、義理の父や母となるとそうはいきません。それは結婚するとは相手のご家族全員と結婚することになる。とまではいきませんが、それくらいのインパクトが結婚にはあるとご承知おきください。
ここを知っているかどうかで随分結婚生活も変わってきますね。ぜひご参考までに!
まとめ
①【やった気になっていた】
②【求められているのは男料理ではない】
③【掃除の基本を知らなかった】
④【「うんうんうん」では駄目】
⑤【買い物は重いもの】
⑥【大金より小銭】
⑦【目に見えない家事】
⑧【たまには女性になる】
⑨【家庭内マネジメント 】
⑩【妻だけと結婚したわけではない】
と、10個ほど私の失敗談を含めてお伝えさせて頂きました。いかがだったでしょうか?
正直日常生活を送っていると、この10個だけでは言い切れないことが沢山沢山あります。でもちょっとでも人の失敗部分を知っていれば、それこそちょっとは変わってくるでしょう。
ぜひ私の経験を有効利用して頂けると、嬉しい限りです。
ファザーリング・ジャパン九州理事 高橋建二
※働き方実験家のタカハシケンジでもあります。
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