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SNSがリアルな集落を作ってシェアライフしていくならわたしもそこで生きていきたいかもしれない。

昨日NewsPicksの「The UP DATE」 を見ていて、テーマは『SNSの未来』だったんだけど、実際には『日本の未来』と言う感じだなと思って聴いていた。

「SNSは承認欲求だとか自己実現のツールとして続いていくのか?」

と言う投げかけだったけれど、正直その文脈にはわたし自身ももうちょっと疲れていて、というか、ちょっと飽きてきているなあと。改めてその議題に自分も向き合ってみて感じた。自分はSNSは発信よりも圧倒的に見るほうが多いのだけれど、はて、わたしはそこに広がっている人々の姿や行動を、どういうわけで見ているのだろうと。わたしとしては誰かの承認欲求や自己実現の発信をあくまでも『情報』として捉えている部分が大きいなと感じた。

なのでその議題において自分に当事者意識はあまりなかったのだけど、むしろ日々のもやもやのタネがなんだったかを思いがけず知ることになる。


思いがけず家入一真さんの言葉が強烈に刺さった

耳(というか脳)は、自分がフォーカスしていることは飛び込んでくるようにできている。

というわけでそれほど強烈に関心を持っていなかったためながら見(聴)だったのだけど、今となっては家入一真さんと箕輪さんの声しか覚えていない

家入一真さんのことはもちろん知っていたけれど、CAMPFIREとかやってもっとゴリゴリでイケイケのビジネスの人かと思っていたので、昨日の話はちょっと意外だった。なんというか、視点の優しさ。終始弱者に寄り添う目線なのがちょっと驚いた。


日本社会のこれからのサバイブの仕方、まさに…!

そして今朝ツイッターを見てみたらまさにわたしのこのところのもやもやのど真ん中を突くツイートが上がっていた。膝を打ちすぎて膝のお皿が割れるかな、というくらい、この連ツイートは必見すぎる。
(自分の備忘録的にもずらっと埋め込ませていただきました)


これら一連のツイートと、放送内でも口にしていたけれど「これから日本は人口が減少して経済が小さくなる」。家入さんだけでなくもちろんいろんな人が言っているけれど、なかなかテレビのバラエティ番組やニュースを見ているだけでは入ってきづらい話だし、得づらい視点と言える。

そこに関心がなければ、今回の放送を見ていても何も感じない人もいるだろうし、見ている方向が違うのかなと残念に思うことも少なくない。
相変わらず今後日本景気が上がると信じている人もいるし、2020東京五輪で再びバブルがくると思っている人も実際に周囲にいて驚くほど。

だけど、そんなお花畑なひとばかりでもなくて、日本経済のこの緩やかな下降線はV字回復することなどないとうっすら感じているはずなのに直視してない人たちも少なくないはずで、わたしもそのひとりだったんだなと実感した。

彼の発言を過激ととらえる人もいるだろう。ただの一般人のわたしだって、そう思っているけれど、なかなか言えない。いや、家族や友人にも言ったところで全然伝わらなくて日々ぐぬぬ…となっている。


SNSがリアルに集落を作っていく

飛ぶ鳥を落として喰う勢いの編集者の箕輪さんの発言も、承認欲求とか自己実現なんて言っていられないほど今後の日本社会は生易しいものじゃないことを示唆していたっけな。
彼のオンラインサロン『箕編』がセンセーショナルに取り上げられがちだけど、そのことに関して彼が言った「オンラインサロンはSNSからリアルに降りてきて集落になってセーフティネットになってる(なっていく)」という言葉。まさにわたしが今一番関心があって、日本社会に対する霧を晴らしてくれる解だった。

今回のThe UP DATEは深く共感したし深い気づきだった。神回だった。シェアとか資本主義の終焉などと言うと、じゃあ社会主義がいいのか!と言ってくる人もいるけど、もうちょっと落ち着いて話したいよね、というスタンスの家入さんよかったな。


超個人主義からシェアライフに目覚める(前夜の)わたし

NP繋がりだから話題が狭いと言えば狭いし、バイアスがかかっていると言われればそれまでなのだけど、以前、シェアリングエコノミー伝道師の石山アンジュさんの著書『シェアライフ』を読んだ。そして、自分がそのような暮らしを営んでいく情景がなんとなく頭の中で描けて、大変驚いた。というのも、そもそもわたしはシェアとは真逆の超個人主義の人間だったから!

何しろ「他人の気配がきになるから人と暮らせない(家族ですら)」という致命的な性質を抱えているためずっと一人暮らしなのだったわたし。それくらいの”ビフォーわたし”が、シェアライフありだなと思い始めた”アフターわたし”へどうして変化したのか、それについてはまた別のところできちんとまとめたい。何しろ自分自身がこの変化についていけていないから…!

それほどのマインドチェンジがわたし自身に起きたのも、社会構造ちょっと外れているのも一因だろうし、今まで見えなかった50〜60代をどう生きていたいか、ということをイメージし始めたことも理由だろうと思う。

ひとっていつからでもどうにでも変われるんですよね。いつだっていい刺激といい影響を受けて、受けるだけでなくわたしはどうなんだ、どう思うんだって反芻して、自分に反映していきたい。
ああ人生面白い。

もしもサポートいただけましたら、私もまた他のどなたかをサポートしてサポートの数珠つなぎをしていく所存です!!