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8つの認定資格所持者が伝授!Salesforce認定資格必勝法!


ご挨拶


こんにちは!株式会社SHIFT カスタマーサクセス部 Salesforceグループの大下と申します。所属の通り、Salesforceに5年ほど携わっています。最初に認定アドミニストレーターを取得したのが2018年の11月。5年とちょっとで8つのSalesforce認定資格を取得しました。「試験を送信」する際の寿命が縮まる感じは、何年経っても変わりません。本日は、認定資格の学習方法について書いてみたいと思います。

受験ガイドは熟読すべし


例えばこちら、認定アドミニストレーターの受験ガイドを見てみましょう。みなさんは受験ガイドのどこをチェックしますか?対象のTrailheadがどれなのかをチェックしたり、試験範囲を確認したり という感じでしょうか?

それももちろん大事なことなのですが、対象者・目的も読んで理解しておくべきだと私は考えます。どのような認定資格なのか・対象者は誰なのか・何を目的とした試験なのか。これらを理解することで、それぞれの設問の意図や回答の方向性を理解することにも繋がります

そして試験の詳細も大切です。何分で何問を解く必要があるのか。何%正解であれば合格なのか。そして仮に不合格だった場合、総額いくらの損失となるのか!も確認して身震いしておきましょう。

試験範囲も流し読むだけではなく、どのカテゴリから何問出題されるのか、出題率から計算しておきましょう。試験が終わった後の振り返りにも使えますし、カテゴリ毎の優先度・理解度を考えた上で受験タイミングを決めることができます。

なにごとも基本はTrailhead!試験範囲はきっちり押さえよう


まずはなにはなくともTrailheadですね!Trailheadもなんとなくやるのではなく、目的をしっかり理解した上で進めましょう。各単元、冒頭に「学習の目的」が書かれています。いくらクイズやハンズオンに正解したとしても、学習の目的が果たされていないのであれば意味がありません。もしTrailheadだけで理解できなかった場合は、理解できなかった部分を書き留めておいて、以下に挙げているようなTrailhead以外の方法で学習してみましょう。

実装したことがない機能は、検証環境で実装してみよう


Salesforceにはとんでもない数の機能があります。Salesforceに何年携わっていたとしても、実装したことがない機能は必ずあります。ですが、手を動かしたことがない機能について、いくら机上で頭に入れようとしたところでスムーズにインプットはできません。とにかく一度実装してみることです!手を動かすことで、試験中に「ああ、あの時のあれね」と実装した画面を思い浮かべることができます!

Trailheadで理解できなかったことは、サクセスナビを調べよう


Trailheadの日本語がすんなり理解できないこともあるでしょう。そんな時は、サクセスナビに情報がないか調べてみましょう。サクセスナビの情報のほうが読みやすく、丁寧に解説されていることが多いです!

重箱の隅をつつくような問題も出ます!ヘルプも必見!


各製品や機能の制限事項・考慮事項がよく出題されます。そんな時はヘルプの出番ですね!私のおすすめは、受験直前に試験範囲のヘルプ行脚をすることです。ヘルプは学習の初期段階で確認してもすんなり頭に入ってこないことが多いです。初期段階で試験範囲のヘルプをまとめておいて、受験直前にざざーっと見直すことでスムーズに頭に入ってきます。各製品や機能の制限に関わる数字、「これはできるけどこれはできない」みたいな考慮事項があったら特に意識して確認しましょう。

合格の先を見越した学習をする


試験は受かったらそれでおしまいではありません。ただ闇雲に学習して合格しただけですと、大抵のことは合格後に忘れてしまうでしょう。試験に合格するということは、あなたがその製品・機能を知っている人 という証明にもなります。受験ガイドやTrailhead等の目的を知った上で補完すること・ヘルプを読んで制限事項・考慮事項を頭に入れることは、合格の先にある実務に繋がってきます。そして合格した後も、コツコツと情報を得て学習を続けることが大切なことだな と色々な資格を取得した今、実感しています。

大下的学習のコツ


そして、私なりに効果がある!と感じている学習方法を伝授しましょう。

  • 時々場所を変える

  • 音楽をかけたり、気分で部屋の香りを変える

  • 時間できっちり区切る

  • 受かったら◯◯をする!◯◯を買う!などのご褒美を考える

上記は私が勉強する上でとっても大切にしていることです。
まず、家の中でも色んな場所で勉強します。机の前だけじゃなく、こたつとか、台所で料理しながらとか、縁側でお日さまを浴びながらとか、お風呂とか、家の中で飽きたら庭に出たり、公園に行ったり、カフェに行ったり…学習を継続させるために場所を変えながら勉強をしています。
あと、好きな音楽をかけたり、お香やお茶を焚いたりして気分を盛り上げます。

場所を変えたり環境を整えたりすることに関して、私が実感している副次的な効果があります!それは、試験中に自分が勉強した場面や音楽や香りを思い出すことです。そういえばあのカフェでこれ勉強したな…とか、あの音楽聴いてた時にこの機能実装したな…お茶焚いてたときにこの制限事項見直してたー!そうだ答えはこれだー!みたいに、場所や音や香りとセットで学習内容を覚えていて、糸を手繰り寄せるように学習した内容を思い出すことがあります。ほんとか?と疑問に思うかもしれませんが、ぜひとも騙されたと思って試してみてください!

時間を区切るというのも大切なことのひとつだと考えます。ダラダラ続けても覚えられないので、30分なら30分と決めて学習し、時間になったら気分が乗っていても一旦手を止めて休憩をするようにしています。

最後に、ご褒美は大事ですね!この試験は自分にとって大切な試験なんだ!勝負なんだ!だから受かったら旅行するんだ!キャンプに行くんだ!欲しかったバッグを買うんだ!寿司を奢ってもらうんだ!毎回いろいろなご褒美をぶら下げてモチベーションを上げまくって試験に臨んでいる私です。

最後に


私は学生時代、勉強が大嫌いでした。「こんな問題が解けたところで社会に出たってなんの役にも立たないだろ」と社会に出ていないくせに文句ばかり言っているような、それはそれはひねくれた子供でした。そんな自分に言ってやりたい。全てのことに意味はあるし、おまえさんが文句ばっかり言ってなにもしなかったお陰で勉強ぐせがつかずに今困ってるんだ!学校というのは社会に出る前の訓練をする場所なんだ。意味とか問うていないで勉強をしなさい!と。

大人になった今も色んな意味で毎日が勉強で、Salesforceに携わっている限りは新しい情報の収集とか製品や機能の学習が大事になってきます。Salesforceの資格も少しずつ増えてきていますし、学習に終わりはないのだなと実感しています。ただ、大変なのは自分だけではなく、Salesforceに携わるみなさんのミッションでもありますので、シェアできる情報はできるだけシェアしながら業界全体が成長していければいいなぁと思います。可能な限り時間を見つけて、コツコツ学習を継続していきましょう

※画像:イラストAC

■株式会社SHIFT Salesforce運用コンシェルジュサービス

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執筆者プロフィール:大下 亜希子
SHIFT歴:2年
●Salesforce歴:5年
●Trailhead:トリプルに憧れるDouble Star Ranger
●認定資格
 ○アドミニストレーター
 ○Platform アプリケーションビルダー
 〇上級アドミニストレーター
 〇Sales Cloud コンサルタント
 〇Service Cloud コンサルタント
 〇Experience Cloud コンサルタント
 〇CRM Analytics and Einstein Discovery コンサルタント
 〇Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト
●趣味:ドライブがてら道の駅や産直市場に寄って珍しい野菜とか調味料とかを仕入れること
 〇おすすめ道の駅&産直市場
   ■尾瀬かたしな(群馬県・片品村):ソフトクリームがおいしい
   ■みんなみの里(千葉県・鴨川):無印良品が運営 おしゃカフェ併設
   ■果樹公園あしがくぼ(埼玉県・秩父):きのこ類が豊富
   ■わさびの駅(静岡県・伊豆):健水というおいしい深層水が汲める わさび丼もおすすめ
   ■村の駅(静岡県・三島):おいしい野菜がたくさん 卵スイーツのお店やまぐろ料理のお店も併設
●特技:猫の育成(6匹の実績あり)

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