筋肉アンチエイジング 〜基本編
こんにちは、Shieです。
2018年から主に筋肉に関するアンチエイジング情報を毎年東京ビッグサイトで講演しています。2年前には抗加齢医学会で発表しました。
毎回好評で自分でも面白い!と思うので(自画自賛すいませんw)
noteにスライド内容を残していこうと思います。
今回は基本的な内容です。
実は医師の中でも筋肉については詳しく学びません。
というか、筋肉の研究が進んできたのはここ10年ほど。
私たちの体全てを覆っている筋肉についてみていきましょう
<本日のお題>
1.筋肉の種類
2.筋肉のしくみ
3.筋肉のかたち
1.まず筋肉のしくみです。
筋肉だけにフォーカスする前に私たちの体を動かす”運動器”について見ていきましょう。
運動器には上記の如く3種類に分類されます。
この中のどれが欠けてもうまく動けなくなってしまいます。
筋肉は神経とセットで動いてくれます。テレビ観ながらEMSで腹筋割っても
すぐ戻ってしまうのはそこに神経の関与が少ないからだと言われています。
筋肉には大きく2種類あります。
意識して使う筋肉と無意識に動いている筋肉
私たちが運動する時に使う筋肉は前者の骨格筋。
下の不随意筋は先ほどの運動器以外の臓器などの筋肉です。例えば、
心臓・・意識してなくても心筋が24時間動いてくれる
血管平滑筋・・意識しなくても血管が縮んだり広がったりして全身に血液を届けてくれる
肺・・肺が広がらないと呼吸できませんよね。
などなど、まさに全身の全臓器です。
こう見ると、私たちの体は筋肉でできてると言っても過言ではないですよね。
では、普段話題にする骨格筋について見ていきましょう。
骨格筋、つまり骨にくっついて骨を動かす筋肉。
体重の40%近くを占めます。肥満の人や痩せて筋肉がない人はもう少し比率が少なくなるものの、体のほぼ半分占めるこの骨格筋をいかに良い状態にしておくか、が健康につながるのはなんとなくでも感じますよね
少し教科書的な内容ですがミクロの世界では
筋肉は筋線維が集まっていて、筋線維は筋フィラメントが集まっている。
フィラメントのミオシンとアクチンのスライド運動によって筋肉が伸び縮みしています。
筋肉の形にも色々あります。
筋力と筋線維の断面積は比例すると言われています。
動き方による分類としては↓
瞬発力や俊敏な動きために使うのは速筋
姿勢を保ったり体幹を維持するのは遅筋
運動だとピラティスやヨガは遅筋、ランやボクシングなどは速筋メイン
アクロバットやダンスは両方といった感じでしょうか。
加齢と共に速筋の方が衰えやすく、遅筋は年を重ねても低下しにくいと言われています。
身体能力が高い人は速筋・遅筋どちらも使えていますね。
ということで、どうやって筋肉が動いているか
インナーマッスルて具体的には?
などなど筋肉ネタは続きます〜
本日もお読み頂きありがとうございました!
Shie
(スライド中写真はお借りしています)