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音楽に触れていたこと

お立ち寄り頂きありがとうございます。

趣味の回で触れるのをついうっかり忘れていたので、どうにも説得力に欠けますが、音楽が好きです。電子オルガンやフルートに触れていたことがあります。

保育園児の頃、同じクラスの子がピアノを習っていると聞いて、とても羨ましく思っていました。保育園は大嫌いでしたが、オルガンがあることだけは好きでした。その音に触れているのが心地よかったのだと思います。
私もピアノを習いたい、と訴え、当然のように却下されました。

小学校に上がって少しして、転機が訪れました。他県で楽器店を営んでいた(らしい)母方の親戚から、電子オルガンを買わないかと勧められたようなのです。詳しい経緯は、まだ幼い私には判りませんでしたが。

そうしてYAMAHAのエレクトーン、EL-37と出会いました。音楽教室のレッスンには通わせてもらえず、付属の楽譜と説明書だけを頼りに、ちっとも上達しない日々でしたが、音を奏でる喜びに触れる日々でした。学校の音楽朝礼で習う歌を耳コピしては、奏でてみるのが楽しみでした。

更に数年して、小学校の鼓笛隊に入り、憧れのフルートのパートに入ることもできました。楽器は学校で用意されていて、貴重な時間を過ごすこともできました。やはり学校は大嫌いでしたが。

フルートのパートで二年を過ごしている間に、ついに音楽教室にも通わせてもらえるようになりました。先生は少し変わった人でしたが、実はよく理解していなかった沢山の機能もレッスンの中で少しずつ盗み見て(詳しく教えては頂けなかったので)、家でうきうきと試してみたりもしました。

色々あって、一旦は音楽教室に通うことも止めていたのですが、病を得て数年後、再開しました。大人になってからの方が、熱心に練習に取り組んだ気がします。
四年ほど前に(音楽とは関係のない)ある出来事で叩きのめされ、しばらく再起不能に陥ったときに、レッスンにも通えなくなり、そのまま遠退いてしまいました。一応の回復を遂げたあと、どうにも忙しくなったため復活できていませんが、今もエレクトーンは部屋にあります。

弾くのはクラシックやジャズが多かったです。特にジャズのアドリブがとても格好いいと思っていて、弾いてみたくて仕方がなかったです。とてつもなく難しかったのですが、練習を繰り返して弾けるようになったときの喜びは忘れられません。
アニメやドラマの主題歌として知った曲も色々弾きました。その中でSEKAI NO OWARIを好きになりました。ちなみに私が一番好きなセカオワの曲は、「スノーマジックファンタジー」です。世界観もメロディーも、とても好きです。

自分で演奏する機会は激減しましたが、そういう時間に触れられていたことはとても幸せなことだったと感じます。

これまでに音楽に助けられた経験は忘れられませんし、きっと今後も音楽はいつでもそばにあって、色々な奇跡をもたらしてくれるのだと思います。慰めだったり癒やしだったり励ましだったり。その力を借りて、日々を心に刻んでいきたいものです。きっと人類の営みにはずっとずっと、傍に音楽があったことでしょうから。

とりとめのない音楽のお話でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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