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ゲームのセンス

お立ち寄り頂きありがとうございます。
今回は、私の壊滅的なゲームのセンスの無さのお話をしてみたいと思います。

私はいわゆる「オタク気質」で、可愛い女の子のイラストなどが好きです。可愛く描けるかはさておき、アナログですけど自分で描くのも割と好きです。

そんな私は、ゲームの世界に惹かれたりします。「ソシャゲ」と呼ばれるジャンルだと思うのですが、イラストが美しくて気になります。ストーリーも凝って作り込まれたものが多いと聞くので、プレイしてみたい、という気持ちも高まります。元々読書が好きで、世界観をよく練り込まれたものを好むのです。

そんな気になるゲームが多々ありますが、手を出すことができません。
壊滅的にセンスがないことを自覚しているからです。

気付いたのは小学生の頃です。当時はスーファミが流行っていて、ねだってねだってクリスマスにプレゼントしてもらい、ソフトは「ぷよぷよ通」を選びました。キャラクターも可愛かったですし。とりあえず「同じ色を四つ揃えたら消える」というのもシンプルだと思いましたし。
この考えがことごとく甘かったです。
四つ揃えれば確かに消えますが、勝つためには連鎖を組まないといけません。それが下手でした。加えて、対戦中はやたらと心拍が上がって動悸がします。悟りました。心臓に悪い。

結局クリアすることはできませんでしたが、それでもまだ当時はそこで諦めることはありませんでした。間もなく「ポケモン」が大流行したのです。

私が初めて買ったポケモンは「緑」でした。すでに収集癖に目覚めていた私には、図鑑を埋めるのが楽しかったです。しかしその楽しみも長くは続きません。どうしても必要な対戦が怖くて仕方ない。育成ができない。ジムで負け続ける。もう野生のポケモンに出会うのも怖い……。

結局これも、クリアは弟に任せました。洞窟のような暗いところを進むのが無理でした。あとシオンタウンのBGMに不安を掻き立てられ、未だに少しトラウマです。

この頃からさすがにはっきり気付きます。私はゲームに向いてない。
それでもプレステをGETし、「チョコボの不思議なダンジョン」をプレイしようとしたこともあります。グラフィックに惹かれたのです。
ご想像通り、入る度にマップの変わるダンジョンに恐怖を覚え、早々に諦めました。あの死神が来るシステムが意味不明でしかなかったです。

これを最後にゲームはほぼ諦めました。レベルを上げるセンスも、闘いの度胸も無かったわけです。

今でもスマホのゲームで、気になるものはあるにはあります。好みの絵柄、雰囲気、ストーリー……惹かれるものは結構目にします。
ですが心の中で冷静な私が言います。「いや、無理だよね、絶対怖いって言うよね」。

敵との対戦で異様に上がる心拍数に耐えられる気はしませんし、あの不安感もできれば避けたいので、ゲームに手を出せる日は来そうにありません。
段々と「仕事化」してしまうのも苦手なようです。気分転換とは対極になってしまうのでしょうね。

ゲームがもう少し気楽に楽しめる性格だったらどんなに良かっただろう、と考えてしまいつつ、ゲームのセンスが皆無なお話でした。
お読み頂き、どうもありがとうございました。

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