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カナダ:コロナでケベック州学校閉鎖の十三週間が終了。

おそらく子供用の雑誌か何かで読んだらしく、娘はある植物を買って庭に植えたい、とここ数週間とてもうるさいのです。入店前の行列を考えると、買い物に出るのが本当に億劫になってしまってます。ようやっと重い腰を上げ、天気の良い平日の朝、娘とまた市場へ出かけました。

娘のお目当は l'asclépiade というお花。(英語名Milkweed、日本名はトウワタというそうです。) 娘曰く、Monarcheという蝶々(オオカバマダラ)が卵を産むのはこの花オンリーで、もっとこの花をたくさん植えないと絶滅してしまうので助けたい、とのこと。自然破壊のせいでこのお花が減ってるらしいです。

この蝶々はとても人気があります。どうやら渡り鳥のように北と南を旅行するらしいです。面白いことに、南下は一世代で、北上は数世代に渡って。モントリオールで見かける蝶々は一世代でメキシコまで南下するってことなのかしら。へえー、私はこんなこと全く知りませんでした。子供から学ぶことはいっぱいありますね。

並ばずにすぐ市場へ入れたのはラッキー。そして早速花植木屋さんに行きます。一軒目、ありません。二軒目もダメ。三軒目もダメ。この市場ではメジャーなものしか取り扱ってないのかも、残念。。。

ダメ元で四軒目チャレンジ。娘は諦めかけの元気の無い声でお兄さんに話しかけます。お兄さんあっさり、「あるよ。ほら、これ。」

娘がパッと明るくなります!

帰り道、徒歩約15分、娘、「いやー、お花もう見つからないと思ったけど、あったねー、見つかってよかった。もう本当だめかと思ってたよー」よっぽど感動したらしく、ずーと何度も同じセリフを繰り返し、買い物に満足してました。

植えてすぐの状態。まだとても小さいです。赤いつぼみが全部開くと、大きなマリのように咲くはず。

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(リスがいたずらするかもしれないので、土の上の赤いのは唐辛子です)

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