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プロメア観たら思ったより差別の話だった。

プロメアを観ました。wowowで。面白い面白いとは聞いてたんだけど、なるほど噂に違わず。
観てない人の為にもう本当にマジで簡単に話すと、30年前に人体が発火する現象が発生する。んで、すったもんだあって世界が終わる一歩手前まで行くんだけどだいぶ沈静化しました、という所から話は始まる。
この火を操る人種をバーニッシュと言う。そう、人種。で、その中でも過激な行動に出る人たちのことをマッドバーニッシュという。まぁテロリストみたいな意味合いが近いかな。
で、その人たちが出した火を消防隊の人たち(呼び方忘れた)が消すよーという、そんな話。ごく簡単にいうとね。

で、このマッドバーニッシュという人たち。別に人をやたらめったら傷つけたいわけじゃない。「燃やしたい」という欲望に逆らえないだけ。だから火事は起こすんだけど殺人事件は起こさない。まぁだから病気に近いよね。言っちゃえば突然変異だしね。何をするにしても被害者の逃げ道は作っとくという(ちょっと微妙な)優しさぶり。

でまぁ、結論としてはAの人対Bの人で考えるんじゃなくてもっと宇宙規模で、大きな視点で物事を見ないと根本的な解決にはならないよっていう話でした。
やっぱり名作は漏れなく社会問題のメタファーなんだなぁ。

それにしても松山ケンイチの名前が後半まで全然思い出せなかった。妻夫木聡とゴッチャになってた。
まぁあと、佐倉綾音が演じるキャラは基本可愛い。
あと堺雅人は良い意味でずっと堺雅人だった。でも「グハッ」とか言ってるのは新鮮で良かったな。

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