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政策デザイン勉強会でピッチ(2023)

政策デザインデザイン勉強会 vol.61

2023年1月26日(木)、政策デザインデザイン勉強会 vol.61が横浜市庁舎で開催され、NPO法人まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.副理事長・Code for Hodogaya代表として筆者がピッチしました。

今回は2022年12月15日(木)に開催された政策デザインデザイン勉強会 vol.60(関連記事)に続く第2回目の勉強会で、Web3.0、メタバース、DAO、DX、そして福祉がキーワードでした。再び筆者がお話しする機会を頂き、メタバース(Spatial)上に資料を展開してプレゼンしました。

今回のテーマ

Web3.0などを利活用することを検討する中で、社会課題として「若者の生きづらさを解消し高いウェルビーイングを実現するメタケアシティ共創拠点」に関することが今回のテーマです。若者に着目してオープンにディスカッションが実施されました。

内容としては、①メタケアシティを通した若者に対するケア、②若者がレジリエンスを持つ未来をつくるための方策、③公的機関ないしステークホルダーでの取り組み、以上の3つに関して深掘りしました。

前回に引き続き、今後も横浜市における各プレーヤーが新しいコミュニティの可能性や横浜市の政策に連動させたアクションを模索し、共創イノベーション遂行を多角的に考えます。

発表した内容

3分という短いプレゼン時間の中、以下の4つのメタバース(Spatial)を空間移動する新しい手法でのプレゼンを試みました。他の方々はPowerPoint、Keynote、GoogleスライドないしWEBサイト表示などの方法で発表していたので、メタバースをプレゼンツールに使用するのはマイノリティです。

空間名(組織名)

主にSBC. X labの空間を使用し、メタバースの活用方法や可能性の模索という観点で、DAO・Web3・開発案件の3項目をお話させて頂きました。

NPOにおけるWeb3及びDAOについて

NPO法人まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.におけるWeb3やDAOに関する取り組みを紹介しました。詳細につきましては公式のWEBサイトで公開しております。

他方、筆者のプレゼンの中でメタバースにおける「開発案件」を4つ提案し、共同開発を呼びかけました。

プレゼン資料1:「メタバース呼び出しボタン」

メタバースに人が集まる場合、個人間で日時を決める必要があります。もっと気軽に人が集まれる空間にするための手段として「メタバース呼び出しボタン」があると便利です。

プレゼン資料2:「ChatGPTからのオブジェ生成」

OpenAIのチャットを駆使し、様々なキーワードから3Dオブジェが自動生成されると空間上の表現力や何かしらのデモに役立つはずです。

プレゼン資料3:「AX:AI&Metaverse tranceformation(OpenAI,Google,Spatial,cluster)」

メタバースをビジネスシーンでの活用を検討する際、各プラットフォームを横断的に使用できる状態にすることが望ましいといえます。

プレゼン資料4:「マルチバース構築(現実と仮想)」

様々なメタバースをシームレスに移動しつつ、現実世界ともしっかりと連携させる。上手く融合した状態はメタバースの力を最大限に発揮することができるはずです。

今後の展望

先述した4つの開発案件や実際のマップデータの編集とメタバース・プラットフォームへのインポートを進めたいと思います。実際には「シン・ホドガヤ」(Code for Hodogaya)と名付けた横浜市保土ケ谷区のマップデータを実験的にメタバースで公開しています。

その他、2023年3月5日開催のインターナショナルオープンデータデイを意識し、「オープンデータ支援セクション」をメタバース上に展開しました。

さいごに

ここまでお読み頂き、心より感謝申し上げます。名称や横文字が多く難しさを感じられたかもしれません。もし、この投稿が「参考になった」「興味を持った」という方は、フォロー、スキを頂けると嬉しいです。

今後とも幅広く社会活動を展開しているソーシャルフィクサーとして様々な実践と実戦を投稿しますので、お付き合い頂けますと幸いです。

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