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踏みやすい/踏みにくい都道府県

趣味が旅行というか、移動する理由が欲しくていろんなことに興味を持っています。得られたその知識を生かす機会もないまま今日に至り、それらは無事「無駄な知識」となっております。そんな無駄な知識をちょっと披露して供養してやろうかと思い立ちました。

実は毎年日本の47都道府県を訪問しています。ただしここで言う訪問とは通過しているだけでも「訪問」にしております。なにを言っているのかピンとこない人に遭遇した際には「毎年北海道と沖縄に行ってるんだよ」と説明するのですが、その際のリアクションは「毎年ってことはこれまで何回も言ってるってことだけど、北海道と沖縄にそんなに行く場所あるの?」という失礼千万なものだったりして、「毎年日本の47都道府県を訪問」の意味の理解にはあまり役立っていなさそうです。

そんな生活を20年ほど続けており、その間に関東(茨城県)と関西(京都府及び兵庫県)住まいをしていて、「訪問しづらい(踏みにくい)都道府県」があることに気が付きました。それらをジャンル分けして紹介します。

  • 平日に踏める都道府県

平日に割と簡単に踏める都道府県としては住んでいる都道府県と勤務先がある都道府県が挙げられます。通勤経路となる都道府県も含まれます。

  • 休日に割と簡単に踏める都道府県

関東一円に住んでいる人が「休みの日に東京に行く」というパターンの場合、住んでいる都道府県から東京都までの移動経路で通過する都道府県がそれに該当します。関西一円の人が休みの日に大阪に行くというのは関東一円の人が東京に行くよりかは一般的でないような気がするのですが、同じことをした場合は、住んでいる都道府県から大阪府までの移動経路で通過する都道府県がそれに該当します。

  • 知らないうちに踏んでいる都道府県

東海道新幹線を使っているときにのぞみを使うと静岡県には停まりませんが、通過はしているので踏んでいることになります。なお「岐阜県なんて通過するの?」と聞かれたことがあります。「岐阜羽島駅」があるのにそんなくらいの認識であったようです。駅があるからさすがに認識を持つことはできようもので、九州新幹線で博多から鹿児島中央まで移動する際に新鳥栖駅があるから佐賀県は踏んでいるんだろうなと認識できます。ただし、東北新幹線が茨城県を通過していることはあまり認識されていないように思われます。
鉄道だと他には肥薩線が宮崎県を通過している(真幸駅)とか、中央線が神奈川県を通過している(相模湖駅と藤野駅)とかがあります。私鉄だと東武が群馬県(板倉東洋大前駅)などがあります。なお先に挙げた東北新幹線は茨城県に駅はありませんが、並走する東北本線は茨城県に古河駅があります。
そんなこんなで知らないうちに踏んでいる都道府県は意外とあります。高速道路だと中国道が島根県を通っているとか、常磐道が埼玉県を通っているとか、東北道が群馬県を通っているとか、東北中央道が宮城県を通っているとか(並走する一般国道115号は通らない)、いろいろとあります。

  • 通過されやすい都道府県

上の「知らないうち踏んでいる都道府県」に似ているのですが、通過経路がその都道府県にあるので「踏まざるを得ない」都道府県です。海を隔てた先へ移動する際にゲートウェイとして機能する都道府県(九州ー本州の福岡県と山口県、四国ー本州の愛媛県と広島県、香川県と岡山県、徳島県と兵庫県、北海道ー本州の北海道と青森県)などが該当します。更には新幹線が通っているので通過せざるを得ない都道府県もあります。なお、通過されやすい都道府県の本当のチャンピオンは、本州を東西に移動する際に絶対通過しないといけない兵庫県だと思われます。無駄な知識となりますが、日本の都道府県で離島を除いて海岸線が2か所以上に分断されているのは兵庫県と福岡県と佐賀県です。こういった都道府県は「踏まざるを得ない」都道府県と言えるのかもしれません。

  • 目的地としないとたどり着かない都道府県

これはいたって簡単で、「端っこにある都道府県」です。北海道と沖縄県は明らかですが、そのほかには和歌山県、高知県、長崎県が挙げられます。あと、福井県や鳥取県もそうかもしれません。関西に住む人にとっては、千葉県や山梨県は目的地にしないで通過するだけという場合はほとんどないので、踏みにくい県になるかもしれません。

という分析をしてみました。
またつまらぬものを書いてしまった。


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