見出し画像

【2024年】ぼくのビジョン+参考文献付き

年の瀬迫る大晦日に、恋人からLINEが来ました。

Pinterestで2024年のビジョンやイメージを整理しているらしい。
気になった画像をピン留めしてボードにまとめて、2024年のありたい姿を想像しているとのことでした。

ぼくの恋人は天才です

朧げながら2024年はこうしようとかああしようとか思い描いていたこともあり、それがSNSでできるならやってみようとのことで。仕事の行き帰りと自宅で52件のピン留めをしてみました。

その結果である、ぼくの2024年ビジョンは次のURLから見れます。

▼2024年のビジョン_Shidachan

ぼくは「有言どうにか実行もしくは不実行」な性質です。この2024年の抱負のようなものがどれだけあてになるかわからない。

だけど意外と周りの人に「こういうことしたいんだ〜」と話すとぽんぽん前に進むこともあるので、2024年のビジョンをさらに整理して文章に書いてみました


①2024年、ふたりになる

https://pin.it/12h68SQ

早速。恋人と暮らしたいです。

やりたいことを列挙したら意外と時間がなさそう。恋人と一緒に過ごす時間がほしいなら一緒に住んでしまうと良いかもしれない。

と思い、先日恋人と内見に行きました。楽しいですね、内見。

河川敷にある日当たりの良い部屋を見ました。解決しなきゃいけないことはあるけれど是非一緒に暮らして、今よりもっとお互いの刺激になる日々を過ごしたいのです。

②2024年、小さなパーティをし続ける

https://pin.it/3XdX8mP
https://pin.it/XrFpbG5

恋人や友達とふたりで過ごすのが好きです。一対一のご飯が得意だとも思う。
そして3〜5人で気兼ねなく過ごすのも好きです。

ぼくは2023年3月に30歳の誕生日パーティをしました。
素敵な面々が集まってくれました。本当にありがとう。

でも10人ほど集まると全員と話すことが難しかった。ぼくにとって目も気もかけられるのはどうしても5人くらいなのだろうと感じました。

だから、3〜4人くらいで湖畔までハイキングしてテント泊したい。 5人くらいで木陰の下で集まって好き勝手したい。そういう小さなパーティをし続けたい。そう思っています。

③2024年、近所の兄ちゃんになる

https://pin.it/5HNQhqQ
https://pin.it/6At5m8z

仲野太賀さんが最近気になっています。
もちろんドラマや演劇で観ていました。今年になってからAudibleで彼の声を聞くようになって魅力的に感じています。

キャラクターが素敵で、近所の居酒屋でよく一緒になって「あー、また会いましたね。隣良いですか?」とお互い言えそうな優しい雰囲気。近所の兄ちゃんです。若干顔がぼくに似ている。

昔、アルバイトスタッフのおばちゃんとうまく折り合えないぼくに対して、注意すべく上司がこう言いました。

しだは人付き合いがストリートスタイルだな。
コミュニケーションの方法がストリートファイトみたいに我流だ。

当時の上司Kさん

それから7年経ちますが、昨年は特にストリートファイトが多い1年でした(主に横浜・野毛にて)。人はなかなか変わりません。

近所の兄ちゃんはストリートにいます。
よく行く居酒屋の隣席。小さなバーカウンターの中。コインランドリーのベンチ。暗がりの中に現れるキオスクのスタンド。

仕事終わりの息抜きに訪れる。家族と喧嘩して家を飛び出した行き先になる。そんな時に隣にいられるスウェット&ジーンズ姿の兄ちゃんでいたい。そうして社会との接点を作っておきたいのです。

④2024年、ちがう仕事をしてみる

https://pin.it/1aELGEt

ぼくは仕事が下手だと思う。
8年社会人やっててそう思うのだから致し方ない。仕事で褒められた記憶がない。

一方でどうにかやって来ている。クビにはなっていない。その事実はある。

色々思うところあり、3ヶ月間インターンをしてみました。
そうすると意外と褒められました。有難かった〜。ありがとうございました。

昔やっていたことが活かされて「まだまだこういうことが自分はできるのだな」と感じました。「やっぱりこういうこと得意だったなぁ」とか再発見しました。後半はエンジン切れて失速したけど。ごめんなさい。

結果、自分にはできること/できないことがそれぞれあり、得意なこと/苦手なことがあることを改めて気づきました。

そんな時期に読んだ本に次のように書いてありました。

「自分の生活を狭くしない事」
「あっちふらふら、こっちふらふらがよろしい」

新潮文庫『躁鬱大学』坂口恭平著

それだ。あっちふらふら、こっちふらふらだ。

仕事1つだけだとそれに飲めり込んでしまって逆に飲み込まれてしまうのでした。
だったら、ちがう仕事も一緒にしてみる。仕事とちがうことを一緒にしてみる。

でもやっぱり「ちがう」ことを新しく始めるのは不安です。
だから「自分専用90日計画仕事術」みたいなものを作り始めました。

ちなみにみんな、こういう自分の取り扱い説明書持ってるのでしょうか?
教えてほしいです。

ぼくの得意なこと&できることは次のとおりです。ご参考までに。

◾️しだちゃんのできること
・3〜10名程度の読書会を開く
・一箱古本市に出る
・本や映画の紹介文を書く
・イベント企画/運営スタッフをやる
・ちょっとしたインタビュー記事を書く
・ちょっとした講演会のファシリテーションをする
・行きつけのスナックを紹介する
・スナックの兄ちゃんをやる(ドリンクの作り方は知らない)

⑤2024年、たまにパリッとした服を着る

https://pin.it/xV1BUhH


普段の仕事着はTシャツに黒スラックスです。その上に制服の黒ベストを着ています。
プライベートで出歩く近所の兄ちゃんの時はスウェット&ジーンズ。

去年着なかったこともあり、たまにはパリッとしたスーツとかタキシードとか着たいです。

たまに着るスーツはギャップも生まれて趣深い。
岡村ちゃんみたいにライブの時かっこよくスーツ着こなすように。

いつでも機会が訪れて良いように、引き続き自分に合った食事と運動(水泳)をしていきます

⑥2024年、結局ひとりになる

https://pin.it/UUpNO91

ここまで書いたけど、結局ひとりになる気がしています。
なんというか、「孤独」と向き合わないといけない時間が増える気がしています。

20代で「ともだちづくり」について考えて自分なりに実践してきました。
それを一旦ここらで広げた風呂敷を畳む作業をしてみたくなったのです。
今まで何を考えてきたか、何をおこなってきたか、結果どうだったのか。

誰かと会いたくなる時は、ほとんど大抵、寂しい時や悲しい時なんですよね。そして、悲しくなると何かを消費・浪費しがちなのですが、そうしてしまっている時間は振り返った時、悲しみや喪失感を大きくさせました。「お財布の中が空だ…」「二日酔いだ…」「しくじった…」など。

友人とそれぞれ贈りあった三十路祝いの文章

反面、自分から何かを生み出したときはとても気持ちよかった。

30歳の誕生日パーティで感じたことでした。大事な友人とお互いのことを書いて、その文章を葉書に印刷したんですね。参加された皆さんにも配りました。

その時に自分の書いた文章で誰かが喜んだり、文章を批評してくれたりすることはとても幸せなことだと気づきました。自分の感情や思考を発露させて文字として表象させることの面白みを久々に感じました。

であれば、おそらく孤独に向き合う方法は、ぼくにとっては文章を書くことな気がするのです。向き合って深ぼっていきたいと考えています。



ということで、日当たりの良い部屋に引っ越して恋人と暮らし、湖畔へハイキングに行き、1人で切り盛りできる小さなお店を出して、仕事を掛け持ちして、プールで泳いだあと文章を書きます。それがぼくの2024年(かも)。

ぼくはまた明日1月2日から仕事に出ます。休める方はゆっくり休まれてください。

どうか今年もご愛顧いただき、お助けいただけると幸いです。今年もよろしくです。

※参考文献

◾️Audible『神の子どもたちはみな踊る』

仲野太賀さんの声が心地良いです。喪失感と希望が入り混じる『蜂蜜パイ』が最高。

◾️Audible『仲野太賀のPODCAST』

近所の兄ちゃん感が心地良いです。『木刀』は大傑作。

◾️YOUTUBE『【TRAIL】地球イチ美味い酒を求めて』

アラスカの大自然で最高の酒を飲む企画。最終日に酒を楽しむ出演者の表情が最高。

◾️radiko『TUDOR CLOSING TIME / OPENING TIME』

低音ボイス野村訓市さんが毎週日曜日20時から放送しているラジオの特別番組。笑い上戸の市川実日子さんボイスがとてもよかったのです。

◾️prime video『À Table!〜歴史のレシピを作ってたべる〜』

市川実日子さんと夫婦役で出演の連続ドラマ。夫婦生活の素敵な面と暗い面を描いていてよく観ていました。

◾️新潮文庫『うたかた/サンクチュアリ 』

この本に限らず吉本ばななさんの作品をよく読みました。玄関に文庫本並べています。

◾️新潮文庫『躁鬱大学:気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません』

2023年の後半こればかり読んでいた。「え、なんでぼくのことそんなわかるの?」とずっと思っていました。

◾️角川ソフィア文庫『老子・荘子 ビギナーズ・クラシックス』

思想・哲学の本ってあんまり手に取ってこなかったなと振り返り、改めて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?