見出し画像

はじまりはネガキャンの罪滅ぼし的な…

はじめまして、あちこです。
想いを紡いでいきたいなぁ…という気持ちで
noteはじめてみます。

まずは、みんなに聞かれる質問にお答えしつつ…
シチロカSDの取り組むこと、想いついてお伝えします。

でも、どんな人がこれを書いているのか、
まずは私について少しだけ。

韓国見える離島で生まれて、思春期は九州で過ごす。
青年海外協力隊になりたいという中学のころの
夢をかなえるべく、教員免許取れる大学に入る。

大学では、勉強より経験重視(つまり遊んでた)なタイプ。
あの頃の夢は持ち続けるも、おなかが弱いから海外は無理だな…と
都合の良い現実見当をし始める。

就職氷河期とか、フリーターとか、今にも響く社会課題として
取り上げられがちな世代ですが、知的障害の方の入所施設に何とか就職。
山の中で、畑作業や陶芸やったり…
街に降りよう!とグループホーム作ったりしたなぁ~。
色々あって30歳で上京。
作業所で毎日忙しくしたり、
いっそ作っちゃえ!と作業所を作ったり…
自立訓練の事業所作ったり…
ハローワークの専門職として求職者も会社もフォローしたり。

そう、よく言えば…いや、いいところだけ言っておくなら
バイタリティーあふれてるヤツ。
どうぞよろしくお願いいたします。

とまぁ、こんな感じで福祉と行政のお仕事で…
気が付けば20年overのキャリアです。
では、いよいよ、よく聞かれる質問です。

Q1 シチロカって何語ですか??

そもそも「シチロカ」ってなに??というご質問!
これ、ダントツの1位!!

シチロカの語源は日本語です。

「活力」

よーく見てください!
「シチロカ」に見えませんか??脳トレ的なやつですね。
働く人の「活力」となって、みんなを元気に!ごきげんに!といった
アクティブなイメージです。

実は、弊社の始まりは人形町のおにぎり屋です。
手作りと素材にこだわってます。
テレビや雑誌にも紹介してもらったり、街の皆様にも愛されるお店です。
こちらは主に夫が営んでいます。

そしてこの度、わたくしが新設したのが
ソーシャルデザイン事業部!
そこで、この質問!

Q2 ソーシャルデザインって何??

ソーシャルデザインは…。
今ある資源や、なければ何が必要で、どうすればみんなが暮らしやすくなるのかを、社会全体を捉えた視点で組み立てる、デザインしてくって感じかな…。とても広い意味ですね。

その視点で言うと、社会福祉士としてのソーシャルワークはまさに、
デザイナーなんじゃないかと思ってます。
これは、私の独特の表現だとは思うのですが、
ソーシャルワークって、アーティスト脳的な領域を使ってるんじゃないかという気がしています。
だから、どこか、ビジネスに両足突っ込めない…。
そんな気質がある気がします。(当社イメージ)

Q3 シチロカSDって何をしてるの??

福祉と行政でトータル20年のキャリアを活かして、
「障害者雇用」に取り組む企業の皆様を本気で応援する会社です!

働くための準備を整える福祉施設を立ち上げたり、
ハローワークで求職者と企業を繋ぐ中で見えてきたのは、
本来の意味から外れてるんじゃないのかな??と思う
「障害者雇用率制度」の課題。

シチロカSDが切り込むのは、
広く深いソーシャルデザインの大海原のなかに浮かぶ
「障害者雇用率制度」という島です。
この島、見えてるところは小さそうだけど、
結構でっかい島の様です。

Q4 「障害者雇用率制度」って何?

従業員数に対して、手帳を持った方を現状だと2.3%雇用してくださいね。
という決まりがあるのです。その数字を割ってしまうと…
・不足人数1人につき、月5万円の納付金が発生
・納付金払ってれば免除というわけではない
・足りてませんよ~とハローワークからお知らせされる
・呼び出される
・指導される
・2年~3年の採用計画を立ててチェックされる
・改善されないと企業名公表される

ざっくり、わかりやすく表現すると、こんな文字の並びになります。

お気づきですか??
とってもネガティブ。

私、ハロワ時代にこれらの達成指導の事をこっそり
「ネガティブキャンペーン」と呼んでいました。
(上司には言えない…汗)

なぜなら…本来の目的は、
多様な人が多様に働くチャンスを広げるってことだったと思うのです。
でも、その動機付けを義務(雇用率制度)ペナルティー(納付金)にしちゃうとな~…というちょっぴり残念な気持ちです。

でも、ハロワにはハロワの役割があり、みんな本来の目的に到達するように日々努めています!気持ちはあるのに、表現が違ってるだけで…もったいない!そんな現実をどうにかポジティブにしていきたい!そんな思いが募りまして…あちこ、ハロワ卒業を決意。

本意ではないものの、ネガキャンにちょびっとかんでしまった…
いや、そんな大げさじゃないけど、なんかちょっと後ろめたい…
そんな気持ちを成仏させたい、いや、仏様のに世話になる前に、
まずはこの世で罪を償いたい…そんな気持ちもあるとかないとか…。

何が言いたいかというと、

障害者雇用という制度よりも、この人と働きたい!という人との繋がりのパワーが強くなればいいのにな~という思いで、
そんな仕組みを作ろうと挑戦しているという事です!
そうすれば、結果として雇用率達成が付いてくるはず!
これが、あちこ理論。

Q5 で、シチロカSDは何するの??

大事な事なので2度言います。
「障害者雇用」に真剣に取り組む企業の皆様を本気で応援します!

「障がい者の支援」というと、当事者ご本人側に寄り添う支援をイメージされがちです。困ったことがあたとき、当事者ご本人は、情報を知っていれば、相談できる場所が多数あります。

一方、企業はどうでしょう…。

採用のところは人材紹介会社がバンバン営業してきます。
採用後、半年程度はサポートが付きますが、その後は
「支援機関」という公共のサービス頼みになるのです。
紹介会社は、そこを「だから安心ですよ~」とか推してきますが…

そうは問屋が卸しません。

「いま!いま助けが欲しい!!」というときに…
支援機関は来てくれない。(行きたくてもいけない)

その理由は、公共の支援は仕組み的に限界なんです。
どの辺が限界なのかは、また改めて記しますが…

困ったとき、全面的に会社に寄り添う仕組みがないのです。
だから、困りたくないから、サテライトオフィスとか、
農園とかの仕組みを使っちゃう…。
この辺も、想いのたけをぶちまけたいところですが、
それもまた改めて。

シチロカがご提案するのは
ココロを感じる出会いの仕組みと、圧倒的安心感の企業側の支えです!

ココにソーシャルワーカーとしてのチカラが活きてきます!

なので、自社での障がい者雇用で孤軍奮闘している人事の皆様の
本気の支えになりたい!
というです。

そのあたりを、次回綴ってまいります。
では、またお会いしましょう。

ソーシャルデザイナー あちこ。