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やりたいようにやる

私は仕事で「こうしなければならない」「こうあるべきだ」「~しなければならない」みたいな考え方に囚われてしまっている気がする。

もちろんそれも大事なことだとは思う。
しかしもっと大事なことは、「自分がどうしたいか?」ではないかなーと最近思う。

もっと自分がやりたいようにやればいいんじゃないかなーと思う。
もっとちゃんとした言い方をするなら、「意志を持って」仕事をしたいなと思う。

優秀な社員を見ていると共通していることがある。
それは、みんな「こうしたい」があるということだ。つまり意志を持っているのだ。

意志がある人は、会議で喋るのも上手い。
何故なら、心がこもっているからだ。
知りたいことを聞くし、思ったことを伝える。

昔、島田紳助さんが「噛むのは心で喋っていないからだ」という趣旨のことを言っていた。

私も、「これを言わないといけない」とか「これを言った方が良さそうだ」とかそういう受動的な動機で喋ろうとすると、言葉が出てこないことに気が付く。

やっぱり、それは「言わされてる」状態なんだと思う。

意志がある人は、要点を押さえるのがうまい。
やらされてない。つまり能動的でプロアクティブだから、どんどん内容が頭に入るし、質問も出てくるのだと思う。

ところで、日本の教育を受けて育つと、こういう言い回しを聞いたことはないだろうか。

「やる気が無いなら帰っていいよ。」

これは裏を返せば「やる気がある」ことが美徳なのだ。

他には、

「指示待ちじゃダメだ、自ら動きなさい。」

とか。
部活とかで良く聞くフレーズですね。

要は「能動的であれ」、「やる気に満ち溢れていなさい」ということだ。

これだけを断片的に聞いて育つと、なんかパフォーマンス野郎になってしまう。

一生懸命やってるフリとか、やる気があるフリとか。。

無益なアピール合戦に・・・。

(体育会系の部活の経験者の方にはなんとなく伝わるのでないだろうか。。)

そんなことよりもだいじなのは「自分がやりたいようにやる」っていう発想なんじゃないかなーと思う。

なにも、「常にめちゃくちゃやる気を持って、前のめりに仕事に取り組もう!」ということではない。

むしろ、「やりたくないことはやりたくない」という意志で良いと思うのだ。

もちろん、組織の一員であれば、そうも言ってられないとは思う。

だけど、「やりたいようにやる」という意志を持っていれば、やりたくないことは最小限の力でやるとか、いかに楽に終わらせられるかを考えるようになる。

実際、優秀な人ほどいかに楽に仕事を進められるかを考えていると思う。

楽をするというと日本人は拒否反応を示すかもしれないが、楽をする方法を考えるっていうのは仕事で大事なことだと思う。洗濯機とか、車とか、発明の多くは楽をしたいという欲求を満たすものだし。

あと余談だけど、仕事ができる人ほど帰るのが早い印象がある。
(もちろん繁忙状況によって変わるが。)

意志がある人は「やることだけやってサッサと飲みに行こうよ」っていうマインドがある気がする。

話が逸れたが、意志さえもっていれば仕事の多くは苦痛じゃなくなる気がする。

無駄な仕事も減ると思う。
無駄な時間も減ると思う。

ここまで仕事のシーンを想定して書いた。
だが、この「やりたいようにやる」っていうマインドセットは人生すべてに通じる奥深い概念だと思う。

新しいチャレンジを人目を気にせずやるとか、行きたくないイベントには行かないとか、仕事より自分の時間を大事にするとか。

結婚したくなければしなくていいし、
海外に行きたければ海外に行けばいいし、
会社を辞めたければ辞めればいいし、
親戚付き合いをしたくなければしなければいいし、何歳になったからこうしないといけないとか言われても無視すればいいし。

もちろん法律とか倫理とか社会規範とか、守るべきことは守らなければならないが、あとはやりたいようにやればいいんだろうなと思う。

私は意気地なしだからそんな簡単に実行はできないだろうけど、少しずつやりたいようにやる感じになっていきたい。

最後にやりたいようにやるという気持ちを後押ししてくれる楽曲(レゲエ)をシェアします。

RYO the SKYWALKER 「好きにやったらええ」

Express 「もぐらの唄」


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