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心と脳の疲れは違うんじゃないか。

仕事の疲れって、8割くらいは心と脳(神経)の疲れなんじゃないかと思う。
肉体的な疲れはあるけど、それは今の時代、比較的少なくなってると思う。

何が疲れるのかというと、心と脳だと思う。
心=脳ではあるけど、心の疲れ=脳の疲れという訳ではない気がする。

脳は、神経的な疲れ、情報処理をした疲れ・・・そういう、パソコンで言えばCPUの疲れだと思う。

一方、心の疲れというのは「意味の処理」がキャパオーバーしていることによって起こると思う。

人間は意味の生き物だと思う。

意味によって喜びを感じたり、辛くなったりする。

お金(貨幣)は意味の典型例だ。
紙幣や貨幣じたいには何の意味も無い。
ただの紙切れだ。
だが、それは何かと交換できるという意味を持っているから価値を感じる。

筋トレだって、重いものを持ち上げるだけの行為だが、
それによってボディメイクができると信じているから意味を感じて実行できる。

働いていても、「こんなこと覚えて自分の人生に何の役に立つのか?」と思うことも多々あるが、「それによって仕事が遂行でき、お金が貰える」という意味を感じ取れるから、意味のないことを覚えたり、実行できる。

で、話を元に戻すと、人間は意味の生き物だ。
意味を自身の価値観に基づいて解釈し、意味を見出して仕事をする。

心が疲れるのは、意味を処理しきれなくなるからじゃないか。
具体的に言えば、
日曜日の夜、「あー明日は仕事か。。何の為に会社に行かないといけないのかな・・・。」と思うことは無いだろうか。
(私は累計10,000回くらい思ってきた。)

だけど、きちんと意味を感じることができれば、
頑張ろう!と思えて心の疲れも軽くなるんじゃないか。

* * *

で、じゃあ心の疲れをどうやって癒すのか。
やっぱりテレビを観てたり、音楽を聴く、運動をするだけではこの意味の処理は進まない。
たしかに肉体や脳の疲れは癒されると思うが。

そこで、心の疲れを癒すには、紙に自分の頭の中を書き出すのがイイ気がする。書く瞑想と呼ばれるジャーナリングというのも聴いたことがあるし。

あとは、親しい人と話す。
話すことで「あの出来事はこういう意味だったのかな」「あの仕事は大変だったけど、成長できたのかもな」とか思うことができて、
「意味の処理」ができると思う。

あとは・・・散歩とか掃除とかしながら「禅」を行う・・・とか?

良くビジネスマンは禅を進められる。
スティーブ・ジョブズが禅を好んだという話も聞く。

これってやっぱり意味の処理を行っているんだと思う。

* * *

疲れには3種類あると思う
①肉体的疲労 ②脳や神経の疲労 ③心の疲労

①は運動や食事や温泉などで癒えるだろう。
②は睡眠や温泉やこれまた運動などで癒えるだろう。

いままで③心の疲労については気づかなかったが、
今後はこの心の疲労をいかに癒すかについて意識していきたいなーと思う。

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