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優しい子達による優しい青春ドラマ『人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか・・・・・・?/来栖夏芽』 感想

こんにちは。しちいろです。
今回はバーチャルライバーの来栖夏芽さんの初作品『人外教室の人間嫌い教師』について書いていきたいと思います。
初めて長編を書いたということですがそれで初稿15万字は凄すぎませんか・・・・・・・


あらすじ

人間関係にトラウマを持ってしまい一度教師を辞めた人間零(ひとまれい)。求人サイトでたまたま見かけた学校に応募し、再び教師生活を始めようとするが、そこは『人外の生徒たちが人間になるための学校』だった。零は彼女たちとともに人間とは、人間らしさとは何かを学んでいく。

感想(ネタバレも含む)

人魚族の水月鏡花(みなづききょうか)、人狼の尾々守一咲(おおがみいさき)、うさぎの右左美彗(うさみすい)、鳥の羽根田トバリ、4人の生徒それぞれが可愛くて魅力的でした。
鏡花はお嬢様っぽい口調でおっとりした感じなのかと思いきや、人間になるために並々ならぬ覚悟を持っていて芯が強い。
一咲は真面目で大人しい一面と満月の日に現れるもう一つの人格、いさきとのギャップがすごい。でも二つの人格に共通しているのが、どちらもすごく優しいということ。
彗はクールな毒舌家だと思ったら、人への面倒見がとてもよく、誰よりも熱い思いを持っている。
トバリはギャルっぽい見た目なのにクラスのまとめ役的存在で成績も優秀。だけどずっと在籍してるのなんでなんだろうなあと思ってたらエピローグでやられました。

それと各章が夏芽先生とゆかりのあるライバー、夏芽先生のリスナーからお題を3つもらって書くという三題噺形式となっているので、この単語がお題かなあと予測するのも楽しかったです。

祝!2巻発売!

そして先日、8月25日に第2巻が発売されることが発表されました。2巻では新しい生徒も加わるのですが、黒猫の黒澤寧々子ちゃんって、もしかしてエピローグに出てた子ですか夏芽先生!!
あと零くんの過去ももう少し掘り下げられるのでしょうか?あと雪ちゃん先生と星野先生のエピソードもあるんでしょうか?

現在各サイトで予約も受付中。2巻も楽しみにしてます。

公式サイト https://mfbunkoj.jp/special/jingai_kyoshitsu/

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