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店主日記。または七月堂通信。

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2024年から七月堂古書部店主がつぶやく場所になりました。
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2024年5月の記事一覧

店をもって、場をもって、だからこそ出会えるということが沢山あるのですが。
今日も、勇気をだして初めて入れました!という女の子や、SNSでずっと見ていて引っ越してきたので!という方との出会い。目が赤くなるくらいには嬉し泣き。これだから奥に引っ込んでいられない。現場が好きです。

文学フリマ東京で七月堂ブースにお立ち寄りくださった皆さま深く感謝申しあげます。
書く人はもちろん、出版も、書店経営も、ある種の表現活動だと感じています。
どこか孤独に苛まれてしまう、表現活動をする人たちのそばにいられる出版社と本屋でありたいです。そうしてもらってきたからこそ。

「AM 4:07」には、表紙写真を担当してくださった寺岡さんのポストカードが1枚おまけでついています。どれが入っているかはお楽しみです。
4枚すべてが入っているスペシャル大当たりもありますよ!
これらの写真は、表紙を決める時にスタッフみんなで投票して最後まで残った4枚です。

久しぶりの休日で通院や家事に追われる。待合室でようやくぼんやり。そういえばこのあいだ、時間の合間にスタッフたちとバドミントンをした。下手くそで、みんなふざけていて、よく笑った。不安定な電線の上で求愛ダンスをする鳩が振られるところに出くわして、励ましの声をかけたりもした。

七月堂はじめてのZINE「AM 4:07」。なんとか初売りの文学フリマ東京前に必要部数を完成させられてホッとしています。
スタッフ総出で穴を開け、糸を切り、縫って、留めて、また切って、ひとつひとつ手作りしました。

GW後半初日、泣きたくなるほど静かな一日で、あんまり悲しいからスタッフみんなで縄跳びをするなどして遊ぶ。
このままずっと暇だったらとバドミントンを買ってきたのだけれど、おかげさまでその後は長い時間途切れずのご来店に恵まれてホッとしています。
でもバドミントンはやりたい。